kotani@street-voice.com

by

A.R.T.


 その昔、自転車で2時間も走れば僕にとってそこは遠い旅先でした。幼心を締めつけた旅情を小さなノートに綴ったことは今も忘れません。あれからニ十数年、地球の裏側まで旅するようになって、小さなノートはノートPCに変わっても、旅情を綴る気持ちはあの頃とまったく変わらないようです。

 このページは文筆家・音楽家・映像作家の小谷隆のニューヨーク珍道中の物語です。


プロローグ〜飛行機なんて嫌いだ

1 濃すぎる週で最大に濃い日

2 じわじわと感じるニューヨーク

3 容赦ない

本連載は戦争終結まで自粛します。