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<< 厳しくも暖かいコメントに感謝 >>


2001/12/13(Thu)

 楽曲発表後の反響は直接メールで来ることもあるし、BBSに書込まれることもある。賛否両論だがそれで正解だと思う。何百万枚売った者でさえ時には酷評にさらされる。ヤラセ混じりの賞賛の嵐で人は育たない。そういう意味で厳しいコメントには心から感謝したい。
 声はいいがオケはダメ、とご丁寧にサウンドを云々されるのもウチの特色か。明らかな自作自演自画自賛はよく見かけるが、唄い手を差し置いてサウンドを批評するような人種は限られている。「オケ」と書いてくれて書き手は馬脚をあらわしたものの、枯れ木も山の賑わいではある。
小谷隆


<<  ブラボー、American Dream >>


2001/12/14(Fri)

 テロ以来、多くの追悼行事で自慢の美声を披露し、唄う警察官として全米の話題をさらっていたNY市警のダニエル=ロドリゲス氏がこのほど世界三大テノールのドミンゴ氏に認められ、来年早々にもオペラ歌手としてデビューすることになった。すでに発売された初のCD「ゴッド・ブレス・アメリカ」には全米が声援を送っている。
 37歳。東洋流に言えば不惑の年を前に堅く生きる術を模索する頃に、何ともダイナミックな転身だ。「市警を離れたくないけど、歌手になるのは永年の夢だったんだ」と。いくつになっても夢に生きる人は美しい。
小谷隆


<< 「雑種」の時代 >>


2001/12/15(Sat)

 大手広告代理店が来年のトレンド予測を発表する季節になった。代理店の人々はその主張に基づいて仕事を進めるわけで、予測は予測に過ぎないなどと看過することもできない。トレンドは決して自然現象などではなく、人為的に作られるものだからだ。
 さて、今年の「やすらぎ」に対し来年は「雑種」だそうだ。複数の異なる価値観を個の中に併せ持つ存在が増えてくるという。乖離・断絶・対立から再融合へと向かう過程を先取りした動きとして、乱暴ともいえる交配が起こるということだろう。たとえば音楽なら演歌とR&Bの融合もアリか?
小谷隆


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