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<< 備蓄の取り崩しについて >>


2001/11/16(Fri)

 さてはこの駄文、書き溜めでもしているのかとの問いにはyes。常に5日分以上の備蓄がある。しかし備蓄に手をつけることはあまりない。
 曲も同じ。MIDIファイルになったものだけで670曲あった。すぐに録音できる状態に編曲されたものだけで220。いつか枯れると恐れていた頃の産物だ。しかし人の耳に自然に聞こえるポップスだけで2億通りはあるという強引な試算をしてからというもの、ノルマを課してまで備蓄を増やすことはやめた。
 曲の方もほとんど備蓄には手を着けずに来たが、この冬は思い切って取り崩すつもりだ。
小谷隆


<< 義を欠けば堕ちる >>


2001/11/17(Sat)

 ネットでのアーティスト募集はニフティBBS時代まで含めるともう足かけ7年。出逢った人々はメールだけのやりとりも含めると軽く1千名を超える。旧いアドレス帳には音信のない人々の名も多く、年賀メールが不達になるたびにゴミ箱行きになる。
 いろんな人がいる。5年以上も前に数回だけ作詞の添削をした相手から時おり近況を伝える音信がある一方で、何ヶ月も録音や配信まで手伝った相手からはよほどの用でもない限り連絡がなかったりする。前にも言ったが音楽界とて人の社会。義を忘れた者が報われた例はない。
小谷隆


<< 忙しさとは時間の濃密さ >>


2001/11/18(Sun)

 急ぎの仕事は最も忙しい人に頼めという。言い得て妙だ。多忙な人にはものを頼むのも憚られるが、実はそういう人こそ実は最も速く回転している人であり、忙しいが故にさっさとその仕事を片付けてくれる。なまじ暇な人に頼んだことはなかなか進まないものだ。
 我が身を振り返っても雑務に忙しい時の方がかえって時間が濃密になる。何も予定のない週末をまる2日与えられても、不思議とそこで創造的なことが進んだ試しがない。
 この駄文も移動中の車中ゆえ書けるのであって、半日与えるから10個書けと言われてもたぶん無理だろう。
小谷隆


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