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<< 巻き起こせ・・・るのか? >>


2008/10/16(Thu)

 今更ながら注目しているジャニーズ勢がいます、当然デビューから知っているのですがほとんど気にしたことが無かったグループでした。先クールのドラマで嵐の大野智が主演だった「魔王」をよく見ていました、主題歌の「truth」もなかなか良く気に入った楽曲となっています。その前からバラエティー等で5人揃っての出演を見る機会が多くなっていたこともありますがここ数ヶ月やたら気になっています。デビュー曲である「A・RA・SHI」こそ聴きましたがそれからつい最近まではどんなにヒットチャートのトップに立った曲でも意識したことはなくまして個人の活躍等については全くと言っていいほど気にしたことはありませんでした。SMAP以降のジャニーズ勢、最新のHey!Say!JUMPまで多数のユニットが活躍しています、個人の活動も含めるとテレビで見ない日は無いと言えるくらいです。頂点に君臨しているSMAPの5人を除くとその椅子をかなりのデッドヒートをしながら争っています、特に話題のドラマに出演したりすると瞬間的にその座が目まぐるしく変わります。10代から20代前半のメンバーはともかくそれ以上の年齢のメンバーはユニットの性質上アイドルと便宜上呼ばれているだけである場合があります(SMAPにも言える)。個々のキャラが立ち代表作に恵まれた場合(俳優として特に)は安定した地位が得られますがそうで無い場合はアイドルとしての需要のみでなかなかステップアップが図れないというジレンマに陥ります(しかも後輩は続々登場するし)、だからこそ年齢的にアイドル(特に中高生をターゲットにしている)からの脱却を余儀なくされるチャンスをもたらされます。どうやら今の嵐がその時期のようです、キャスターに挑戦するメンバーがいたり俳優として評価を高めているメンバーがいたりと少しずつスライドを試みています。“嵐の〇〇”という名前が永遠について回るのか1人の“〇〇”という人気俳優(アーティスト)になれるのか今大きな転換期を迎えているように思いますね。
ロク田中


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2008/10/23(Thu)

 諸処の事情により大幅に日程がズレてしまいました、今週、来週と懐メロ予備軍です。今回は先頃妊娠と結婚が発覚したリア・ディゾンです。グラビア界に突如彗星のごとく現れた彼女、アメリカ発ということでグラビア界の黒船(GI2勝)と大々的にマスコミでもてはやされました。ルックスだけに留まらず歌手としても大成功し同年(といっても去年)の紅白にも出場しましたね。先程のニュースを聞いた時個人的に大きな興味が沸きました。僕はグラビアアイドルとしても歌手としても特別彼女を意識したことはありませんでした、もちろん色々なところで名前も聞きましたし顔も当然知っていましたが歌手としてライブを成功させたというニュースを聞いても「結構ファンがいるんだなぁ」くらいにしか思っていませんでした(今でも)。現在の彼女のファンの人達はどういう認識で彼女をとらえているのでしょう?男性であれば当然ビジュアルとしてであり女性であれば憧れの部分を含めたファッションリーダーとしてではないかと考えます。もちろん歌は二の次とまでは言いませんがファンであるリア・ディゾンが歌を出しているからという理由で聴き(CD等を購入し)実物の彼女を見られるのでライブに足を運ぶのではないでしょうか?何を言いたいのかというと彼女に求めているものの中で歌の占める割合がどのくらいかということです。おそらく出産休業の後に彼女は芸能界に戻ってくるでしょう、もしかしたらもうグラビアというお仕事はやらないかもしれません。純然たる歌手(アーティスト)に立ち位置をスライドした場合でも継続して応援してくれるファンばかりなら良いのですがそうでない場合は今の人気に大きな陰りを見せることも考えられます、しばらく推移を見守っていきたいですね。最近はあまりテレビで見かけなくなりましたがちょっと前まではよく「あの人は今」みたいな番組が放送されていました、アグネス・ラムやリンリンランランといった当時のアイドルを取り上げていましたがそうならないといいなぁ…
ロク田中


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2008/11/6(Thu)

 先週に引き続き今週も懐メロ予備軍をお届けします、今回はPerfumeです。インディーズを経てメジャーデビュー後も大きなヒットに恵まれなかった彼女達がCMで俄かに注目されこの年「ポリリズム」をヒットさせ現在もトップアーティストとして活躍中です。彼女達はテクノサウンドとその独特の振り付けが一部サブカル層(ヲタともいう)に絶大な支持を受けていましたがこの曲ねヒットにより一般層にも認知され今ではテレビでレギュラーを持つほどとなりました。彼女達のようなテクノアイドルというジャンルは今に始まったことではありません、以前紹介したスターボーに限らず多くの曲やアーティストが過去存在しました、中でも一番有名なのは篠原ともえでしょう。しかし実験的なサウンドやキャラが多かったせいか大ヒットに結びついた例はきわめて稀です、前出の篠原ともえもタレントとしては一時期人気を得ましたがCDセールスとしてはそんなに芳しいものではありませんでした。テクノというジャンル自体がサブカル色の強いジャンルなのですから(YMOとて例外ではない)ある意味当然かもしれません。彼女達は広島アクターズスクールの出身者ですが(沖縄以外にあるのを初めて知った)このジャンルに目をつけ頑なにこだわって提供してきたプロデューサーに頭が下がります。ファッション等に限らずあるジャンルが一回りして新鮮に見えることは多々あります、もちろん全く同じ手法というわけでは無くその時代なりのスパイスを加味した味付けにする事により新しいジャンル(モノ)として広く認知されることも多いです。1つの流行っているジャンルに飛び込み椅子の争奪戦に参加するのも結構ですが敢えて先を見据えた新ジャンルの先駆者となるのも難しいですが可能性を感じますね。ところでテレビで見せる彼女達のボケっぷり、アクターズスクールの授業には天然ボケ養成講座でもあるのか?(それはもはや天然ではないが)
ロク田中


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