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<< 一押し二押し >>


2008/1/24(Thu)

 昨年は結局ほとんど新しいCDを購入せず新規開拓も怠ってしまいました。これでは世の中からどんどん置いていかれてしまうのでこの1月は情報収集にいそしんで参りました、その結果現時点で気になる2組のアーティストを発見し今回は所信表明として触れてみます。まず1組目はPerfumeです、昨年秋口に出した「ポリリズム」がスマッシュヒットした女性3人組のユニットです。この人達は昨年からちょっと気になっていました、最初は楽曲だけ聴いたのですが(ポリリズムの時ね)思わず「懐かしのアイドルテクノ?」と声にしてしまったほどでした。その後動く彼女達を見る機会がありその不思議なダンスに目を奪われました、以前スターボーという往年のマイナーアイドルをここで取り上げたことがありましたが彼女達を見てふと思い出し御紹介したという後日談があります。もう1組はBRIGHTという女性4人組のユニットです(どうも女性にしか目がいかぬ)、こちらはCMで見て気になりました。それまでまったく聴いたことの無いアーティストを聴くのはなかなか勇気のいることです、僕の場合はメディアに載る映像や写真、サビのフレーズ等で判断しています(別に女性に限らない)。忘れていた何かを思い出させてくれるようで現時点でのイチ押しになりそうな予感、と言いつつ購入するかどうかを迷っていたところ彼女達を音楽番組で見ることが出来ました。なかなか歌唱力もありダンスもまあまあ、特にメンバーの1人がどうしても気になり晴れて今年のイチ押しアーティストとなりました。忘れていた何かも彼女達の年齢を聞いて思い出しました。4人は15〜17歳、おぉ!SPEEDかぁ!しかも10年ほど前のSPEEDと違い今回のBRIGHTは確実に平成生まれ、二周りも年下かよ…
ロク田中


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2008/1/31(Thu)

 今回は鈴木あみ(現亜美)です、オーディション番組で発掘されこの98年にデビューいたしました。当時飛ぶ鳥を落とす勢いだった(もうそれ程でも無かったか)小室哲哉のプロデュースを受け人気アーティストの座を手に入れましたね、安室奈美恵の出産休業や華原朋美との破局等で二枚看板を失っていた小室ファミリーのニューヒロインとなり多くの若者の支持を受けました。彼女が出身のASAYANに限らずオーディション、スカウト番組や企画は存在してきました、中でも有名なのは「スター誕生」でしょう。それまでのこの手の番組は多くの候補者を有名審査員のお歴々がふるいにかけ選ばれた人が芸能界に就職するという構図となっていました、一般視聴者は「今日からこの人達が晴れて芸能人の仲間入りです、応援して下さい」というメディア発信の情報の中から自分の気に入った人を選び応援したわけです。しかしこの鈴木あみを輩出したオーディション辺りからテレビ界が視聴者を巻き込んだ審査方法を取るようになりました。今ではすっかり当たり前となったテレゴング方式で鈴木あみの最終オーディションは行われたと記憶しています(この後のCHEMISTRYや勝又亜依子の時はもっとスゴかった)。アイドル雑誌では既に投票方式でNo.1を決めるやり方は主流でしたが当時画期的だったように思われます(おニャン子はまだこの方式では無かったと思う)。言うまでもなくデビュー後の彼女(彼)らを支えるのは一般ファンです、自分達の手によって選んだタレントならばその応援のしがいも一層でしょう(まぁ何千人を審査出来るわけでは無いが)、もっともその後は本人の努力が必要となりますが。早いものでデビューしてもう10年(途中ブランクあり)、最近は女優業にも頑張りすっかり大人の女性になりましたが活躍を見たいですね(今回は無難なまとめだ)。
ロク田中


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2008/10/2(Thu)

 当方の都合で1週分ズレてしまいました、今回も懐メロ予備軍です。今回は東方神起を取り上げます、韓国出身の5人組で日本でもトップアイドルとして現在でもヒットチャートの常連になっています。ここ20数年男性アイドルと言えばジャニーズの1人勝ちの様相を見せていますが時折こういう対抗軸が登場しますね(ちょっと前のDA PUMPとか)。僕は彼等が売れ始めたころ勝手な勘違いをしておりました、ヨン様あたりから続く韓流ブームに乗っかったものでその支持層は年輩の女性だとすっかり思い込んでいました。俳優というジャンルを除けばそれまではアジア出身の歌手が日本でアイドルとして人気を博した例はあまりありませんでした、欧米のアーティストのケースは割とあったのですがすぐにパッと思いつくのはアグネス・チャンくらいです。70、80年代は演歌、流行歌にその割合が多かったことも要因の1つでしょう。ここ10数年でだいぶ状況は変わりました、バラエティー番組の効果もあり紅白にまで出場したビビアン・スーや今でも人気アーティストとして活躍中のやはり韓国出身のBoAが台頭してきたこともありかなり受け入れ体制は整ってきていました。加えて先に挙げた韓流ブームがあったりと(日韓ワールドカップも数%要因に含まれる)彼等は望まれるべくして登場したグループかもしれません。もちろん誰でも良かった訳では無く所属レコード会社の仕掛けもハマったというところでしょう(BoAと同じレコード会社所属)。後は前回のDJ OZMAのような形で無く欧米のロックやヒップホップのように日本のチャートでもハングル語によるK-POPが流行ると活躍の場も広がりそうなのですが…(チョナンカン不可)
ロク田中


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