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<< 予習 >>


2006/6/1(Thu)

 先日部屋を片付けていたら古いカセットが出てきました、「何が入ってんだ?」と思って再生してビックリ!まぁ懐かしい、ジャッキー・リン&パラビオンの「Strangers Dream」ではありませんか!ご存じないかたのために説明しますと「太陽にほえろ!」や「あぶない刑事」の枠でやっていた「ジャングル」という刑事ドラマの主題歌です。彼女達はとっくに活動はしてませんが久々に見てみたくなりました。よく懐メロ番組ってのがあります、まだ僕等の世代からみると一世代前の演歌勢や流行歌手が中心です。最近ようやく80年代組も登場するようになりましたがまだまだ少数派ですし「おぉ〜懐かしい!」って歌手はなかなか見当たりません。しかし後10年くらいすれば勢力図もこちらよりにスライドしてくるでしょう。そこで来月よりの新企画として近い将来の懐メロ番組に登場しそうな歌手を毎月2組ずつ御紹介していこうかと考えております。1980年から始めて各年二人ずつ(つまり来月は1980年に流行った歌手から2組)というように。80年代に限定せずできるだけ最近まで続けていくつもりです。あっ!別に一発屋を取り挙げようというわけではありませんからね、念のため(でもそうなりそうな気も…)。
ロク田中


<< ロク流代表曲 >>


2006/6/8(Thu)

 今月で最後のこの企画、トリを飾るにふさわしい2組でしめましょう、まずは中山美穂です。最初の頃こそ主演ドラマの役柄のイメージで“ツッパリ”路線を歩まされていた彼女、歌も最初の2曲はイメージどおりの路線でした。その後は洋楽を基調としたダンサブルなナンバーで数多くのヒットを飛ばすようになります。「世界中の誰よりきっと」以降の曲を除外するというこのコーナー特有の展開の中で選ぶ代表曲、世間的には「You're My Only Shinin' Star」でしょうか。確かにいいバラードで今でも人気のある曲です。特にアップテンポの曲の多い彼女のシングルの中ではひときわ目立ちます。しかし僕の選んだ曲は「色・ホワイトブレンド」です。本人出演の化粧品のCMソングだったこの曲、前作「BE-BOP-HIGHSCOOL」で少し薄れた(映画に本人も出演)“ツッパリ”イメージを完全に払拭しました。それまでの3作は松本隆/筒美京平作品でしたがこの曲では竹内まりやを起用しCMに合わせたことも一因と言えます。さて次回で最終回、その筒美京平作品で大きくブレイクしたあの人で締めますか。
ロク田中


<< 印象派 >>


2006/6/15(Thu)

 NHKでこの4月から始まった番組で面白いものがあります。お題となる昔のヒット曲にまつわるエピソードを募集、選ばれた話に合ったマンガを人気作家が描き放送時には当然その曲がバックでかかるというものです。必ずしも曲の雰囲気とピッタリというわけではないのですが人にはいろんな思い出があるものだとあらためて認識させられます。今までのパターンとして懐かしい曲がかかる場合は当然本人の映像かその時代の出来事の映像がバックに流れていました、最初に曲ありきの手法としてはごくごく当たり前のことです。しかしTVドラマや映画のBGMのように映像が先ありきのやり方も悪くはありません。今回画期的なのは安い再現フィルム(ミニドラマ)に頼らずマンガ(絵)を用いてるところです。さて、自分自身を振り返ってみると思い出の曲ってどれだけあったかなぁ。こういうのって大体恋愛にまつわる思い出が多かったりするしね。平々凡々に生きてるとなかなかドラマティックなエピソードって無かったりしますし(あくまで個々の思い入れによりますが)。ちなみに僕は高校受験の頃に流行っていた松田聖子の「Rock'n Rouge」かしら。
ロク田中


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