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<< 09年仕事始め >>


2009/1/1(Thu)

 明けましておめでとうございます、新年最初は毎年恒例の昨年お気に入りのシングル曲ベスト5です。年々SCDの購入数が減り(アルバムもだけど)今年もダウンロードしたものも含めてのランキングとなってしまいました、しかも毎週チャート紹介番組こそチェックしているもののピンとくる曲が少なくよく見ていたドラマ関係の曲が多くなってしまいました。言い訳はこのくらいにしてまずは第5位、KinKi Kidsの「Secret Code」です、堂本剛のドラマの主題歌でした。第4位は新垣結衣の「Make my day」です、以前にも書きましたが彼女のイメージにあった可愛らしい仕上がりの曲で溝端淳平主演の将棋ドラマのエンディングテーマになっていました。第3位は嵐の「truth」、今年のNo.1ヒットとなった曲ですが嵐はここ1、2年で大きく躍進しましたね、リーダーの大野智主演のドラマの主題歌でした。第2位は中島美嘉の「ORION」、本当に彼女のバラード曲はいい曲が多いですね、僕は「GLAMOROUS SKY」で見せてくれたノリノリの楽曲も好きですが、先頃好評のうちに終了した嵐の二宮和也主演ドラマのエンディングテーマでした。さて08年度栄えある第1位はBRIGHTの「Brightest Star」です、「ドラマ関係じゃないのかよ!」というツッコミが入りそうですが1曲くらいはこういう曲も入れておかないと面目が立たなくなりますのでね。今年イチ押しのアーティストだったのですが全くと言っていいほど話題にならず歯がゆい思いをしております、確かに僕も彼女達にSPEEDの面影を見いだしチェックしたという不純な動機ではありました、まぁ本家が戻ってきても変わらず応援を続けます。この他にも青山テルマや倖田來未も最後まで争っていましたが上記5曲になりました、今年こそ新たな人材を発掘しないと…(毎年言ってるが)
ロク田中


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2009/1/8(Thu)

 今回はZYYGを取り上げます、覚えている方も少なくなってきていると思いますがビーイング勢全盛期の頃に「君が欲しくてたまらない」をヒットさせたユニットです。今回のコラムを書くにあたり彼等の経歴を調べてみました、僕が思っているほど短い活動期間ではないことが分かったのですが世間的にはこの曲以上でも以下でも無いというところで話を進めます。今は廃盤となっているビールのCMソングで当時はお馴染みだったと思い起こされます。ここ最近は割合こそ少なくなったように思いますが一昔前まではコピー先にありきのCMが多々ありました、数を多く流すCMで話題になりそこから火がつき大ヒットに結びついた例も枚挙に暇がありません。実はこの曲もコピー先にありきのCMであると認識しています、具体的にご説明いたします。商品を売り出すために存在するCMはいかにインパクトが重要視されるかは自明の理です、昨今のようにアーティスト先にありきの場合も含めそのために席を争っていると言っても過言では無いほどです。もうひとひねりして以前はCM用のインパクトを狙ったフレーズが横行していました、商品名を言うという意味ではありません。頻繁にオンエアされるに伴いそれが巷の話題に上がることも数しれません、問題はその中身にあります、元々そのつもりが無かったものが世間の話題に上りオファーが殺到すると無理やり楽曲に仕立て上げるケースが出てきます、この曲がそうだったのかどうかは当事者でなければ分からないことなのでしょうがそのくらいサビの部分と全体の印象がバラバラであることは否めません。特に商品名をサビに持ってきていることを考えるとあながち間違った視点でも無いと思えてなりません、最近では子供が歌っていたスパゲティソースのCMソングが分かりやすい例えでしょうか?こういうヒットって当人達はどんな気持ちなのでしょうね?
ロク田中


<< 伝統継承 >>


2009/1/15(Thu)

 僕には5歳になる姪と2歳になる甥がいます、2人とも大変歌が好きで同じく歌好きの叔父としては喜ばしくあります。ご多分にもれず姪は女の子向けのアニメ、甥はヒーロー特撮ものが好きで飽きるくらい主題歌を歌っているのですが最近ちょっとした変化が見られました。2ヶ月ほど前に家に遊びに来た時に姪は「あらいぐまラスカル」を甥は「いっぽんでもニンジン」を歌いながら登場しました、どちらも僕が小学生くらいの時のものなのでなぜそんな古い歌を知っているのか疑問に思っていたところ最新曲も収録されているアニメのオムニバスのCDに一緒に入っていることを知り納得がいきました。僕は両方音源として持っているので遊びに来るとかけるようにせがまれます、特に「いっぽんでもニンジン」はレコード所有なので平成二桁生まれには珍しいようでDJばりにターンテーブルをスクラッチさせています。伝統的な童謡、唱歌の類とは別に確実に子供向けの歌が存在します。アニメソングや子供向けの教育番組が大多数を占めるのですがもちろん世代によって大きな隔たりがあります。ある程度の年齢になり興味を持って過去の番組を見聞きしたりする場合には知識としてその歌を認識するのですがある種の刷り込みのように覚えることというのはやはり環境によるところが大きいようです。僕も子供の頃世代的には知らなくて当然のフォークソングなどを歌っていましたがこれは小学生くらいになり音楽の授業の一環として教えられたため覚えたものであり姪や甥の場合とは事情が異なります。もちろんまだ物心がつくかつかないかの2人ですからずっと覚えているかは分かりません、おそらくそのCDを聴かなくなったら忘れてしまうことでしょう。しかし後々何かの折に「昔聴いたことあるなぁ」くらいに思ってもらえるとこれらの歌も活きてくるように思えますね。先日NHKで過去放送された幼児向け番組の特集がありました、童謡や唱歌に混じりオリジナルの子供向けの歌が何曲か流れたのですがクレジットを見て驚愕!最近は中西圭三とかが作ってるものがあるのね、こちらの伝統も継承してもらいますか。
ロク田中


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