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<< 真価は今年 >>


2009/1/22(Thu)

 かなりの割合で書く事が多い紅白についての話を今回も。昨年の紅白は近年ではなかなかの高視聴率だったようです、特に後半に登場した歌手は全員が瞬間最高視聴率40%代をキープということで国民的番組の面目躍如というところでしょう。僕も大晦日は家でのんびりしていたので気になる歌手を選びながらではありますが見ていました、こんなに長い時間鑑賞したのも久しぶりでした。今回は裏番組にさほど強力と思われるものが無かったのも勝因の1つに挙げられるでしょう。全体的な印象としては「なりふり構わず」ということです、去年話題になった人(曲)を可能な限り網羅してということだけではありません。自局の五輪テーマソングだったミスチルを引っ張り出したあたりはまだ企業努力として認めますが因縁のキッカケとなった当の番組で森進一に「おふくろさん」を歌わせたり、羞恥心 with Paboの時にはヘキサゴンオールスターズとしてフジテレビの中村アナ(アシスタント担当)まで登場させたりと(牧原アナじゃなかったのが残念)話題作りに涙ぐましいくらい躍起になっていたように思います(番組中にモニターで紅白を見ていたフジもフジだが)。「“WHITE LOVE”を歌わせるくらいなら無理にSPEEDは出さなくても」とか考えることは多々ありましたが戦略にまんまと引っかかり見てしまった時点で僕の負けでしょう。しかしこの好結果が今年から自分達の首を絞めるように思いますね、人間は勝手なものですからさらなるサプライズを望むでしょうし。紅白で仲間由紀恵が司会をするたびに思うのですがNHKは彼女に弱みでも握られているんですかね?毎回相当彼女に気を使ってるように見受けられます、Aqua Timezが選ばれたのは「ごくせん」の主題歌だったからでしょうし布施明が「君は薔薇より美しい」を歌ったのは彼女出演のCMソングだからでしょ?(まぁ妄想に近い推測ということで)
ロク田中


<< リメンバー・ミー(4) >>


2009/1/29(Thu)

 今回は関ゆみ子の「ゆめいっぱい」です、歌手名も曲名もピンと来ない方が多いでしょうが現在も放送中で今や“サザエさん”や“ドラえもん”と並び国民的人気アニメとなった“ちびまる子ちゃん”の初期(一時期中断)のオープニングテーマだった曲です。アニメに限ったことではありませんが長寿番組と呼ばれるものには“サザエさん”のように久しくテーマソングが変わらないものも中にはありますが“ドラえもん”やこの“ちびまる子ちゃん”のように変わってしまう場合も往々にして出てきます、もちろんどのタイミングで見ていたかによって印象度が変わり後々の語られかたが違ってきます。“ドラゴンボール”のように何曲も語り継がれているケースは珍しい例で大抵は1曲だけが世間に知られた存在となっています。これはオムニバスCD等に収録されて後世に広まったりする場合によく起こりがちです(そのアニメのアルバムは別)。現在“ヤッターマン”がリメイクで放送されていて主題歌も世間に広く知られている当時のもの(歌い手は別人)となっていますが後期は別の主題歌だったことを覚えている方も少なくなってしまったかもしれません。“ちびまる子ちゃん”も最初はエンディングテーマで使用されていた「おどるポンポコリン」が現在はオープニングテーマとなっているため(作詞者が作者だからか?)この曲はすっかり忘れられてしまっています、当時もかたやダブルミリオン、片方は数万枚という差がついて仕方の無いことかもしれませんが。ここ最近はコロコロ主題歌が変わる傾向にあります、それを否定するつもりはサラサラありませんが世の中のイメージする“スラムダンク”や“名探偵コナン”の「この歌!」っていったい何なんでしょうね?
ロク田中


<< 意外な伏兵 >>


2009/10/01(Thu)

 麻生前首相の置き土産とも言えるエコカー減税、各メーカーが争うようにCMを流して購買意欲を煽っています。その中であるメーカーのCMが大変気になっておりました、“子供店長”なる少年が登場するものです。インターネットで調べてみて現在も好評放送中の大河ドラマ「天地人」で主人公の幼少期を演じた加藤清史郎という少年と解りました(最近は本当に便利だ)。あまりの反響により再び妻夫木聡の子供役として再登場しているくらいの人気ぶりだそうです(僕は残念ながら見ていない)。そのせいもあるのでしょうか彼と“あんくる☆させ”なる人物がユニットでCDを出しました、特にNHKでは「みんなのうた」のマンスリー曲として頻繁に流したり自局の歌番組や子供向け番組にも出演させたりしています。あるドラマ等をキッカケにして1人の子役が人気を博すことは昔から珍しくはありません、その延長上で歌を出したケースも多々ありました、もちろんこれは大人の俳優でも同じことではありますが。昔から天才子役と呼ばれてその時代にもてはやされてきた人達は数えきれません、昔なら杉田かおるや斎藤こず恵、比較的最近なら安達祐実にえなりかずきがそう呼ばれていたでしょうか(美空ひばりはさすがに僕の範疇外)。もちろんここ数年に絞ってもドラマ視聴率の良さで話題になったもいますが男の子の子役は実は意外と立ち位置が難しいようです。成長期になるにしたがい変声期をむかえて世間のイメージから変わってしまったりするからです、それをその子の成長として好意的にとらえてくれればよいのでしょうが、とはいえ子供店長はまだ8歳ですからその心配にはまだ早いでしょうが。さて作曲者でもある“あんくる☆させ”こと佐瀬寿一なる人物、僕は大変興味津々です。多くの方はご存じ無いでしょうし「誰?」と思われるでしょうが皆さん彼の作った曲は1度は必ず耳にしたことがあるはず。昭和歌謡史の金字塔である「およげ!たいやきくん」の作曲も手がけた方です、これは紅白の超大穴に急浮上か?
ロク田中


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