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<< メディアパワー >>


2006/5/4(Thu)

 元CCガールズの青田典子が番組タイアップでCDを出しています(バブル青田名義)。その発売までの過程を番組で放送しスマッシュヒットにつながっています、いまやどんな形であれタイアップは当たり前となってますねぇ。このようなケースとは別に歌番組に多数出演することによりヒットにつながるケースもここ十数年急増しています。昔の歌番組と違いトークに重きを置いている昨今ならではの傾向といえましょう。ゲストで呼ばれた時点では一般的にはそこそこの知名度ながら面白キャラと認識されトップアーティストになった人(グループ)も数知れません(あえて名は秘す)。最近「アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士」で巷を賑わしているDJ OZMAもそんな一人です、今更彼の正体は語るまでもありませんがとにかくここのところよくテレビで見掛けます。そのおかげかSMAPやケツメイシなど名だたる強力ラインナップを相手に善戦しております、やはりメディアを利用するのが一般受けする近道ということをあらためて認識させられました。しかし“あの”バンドのファンを自認する僕としては嬉しくもありますが複雑
な気分です。だって氣志團としてよりよっぽど売れちゃってるもの、チャート上位にも長くとどまってるし、まぁこの後本隊でのスーパーヒットにつながればいいけどさ…
ロク田中


<< ロク流代表曲 >>


2006/5/11(Thu)

 去年の1月より続けてきたこの企画ですが来月で一区切りしようかと思っています、そこで今月はラスト月間の前に70'sアイドル2組を取り挙げます。まずはピンク・レディーです、彼女達の絶頂期の人気はものすごいパワーがありました。歌番組は当然のことさまざまなテレビ局で冠番組を持ち(アニメまで!)CMにも引っ張りだこ、キャラクター商品も多数発売と子供を中心に年輩層にいたるまで知名度は抜群でした。レコードセールスも破格で代表曲選びにも一苦労…と思いきや実はこの曲以外には無さそうかなと、ズバリ「UFO」です。彼女達の成功の理由としてはまず楽曲の分かりやすさ、そして曲のイメージに合わせた衣装とコミカルとも言える振り付けが大人だけでなく子供のハートをがっちりつかんだことにあります。また、この曲で当時話題になっていた「未確認飛行物体」、次作ではホームラン世界記録を達成していた「王 貞治選手」と流行りもの(?)を巧みに取り入れていましたこともありましょう。ただ今となってはアイドルというよりキャラクターに徹していた(演じさせられていた)2人だった気もしますが。さて、皆さんの周りにもきっといるはずですよ、カラオケで彼女達のメドレーを完璧な振り付けで歌える女性2人組みが。
ロク田中


<< ブーム再び? >>


2006/5/18(Thu)

人気俳優で脚本家でもある宮藤官九郎が昼ドラの脚本に挑戦します、主演は斉藤由貴でどんな話になるのか今から大変注目しています。ここ最近始まったことではありませんがこの昼ドラ(昼メロ)に80'sアイドルが多く起用されています。もちろん芸能界から遠ざかっていたわけではないのですがアイドル好きには懐かしい名前に続々お目にかかれます。自分が子供の頃に夏休みなどに見ていたときは「中堅くらいの大人のお姉さん達が出てるなぁ」なんて印象でしたが彼女達もそういう歳になったということです(まぁ大抵30代だから当たり前か)、このタイプのドラマ出演で再評価され人気タレントに返りざいた人も結構いますね。またそれまで演歌勢や70'sが多かったパチンコの機種にも中森明菜やチェッカーズと80'sアイドルが進出してきました。ドラマにせよパチンコ台にせよ如実にそのアイドルを見ていた世代にターゲットを絞って顧客を増やそうということでしょう。過去の人的な扱いをされていた雌伏の時代を経て彼女達のファンだった世代がメディアや業界の中核を担うようになりまたスポットが当たるようになったことは大変喜ばしくありますね。ただどんなに好きだったタレントのパチンコ台でも出なけりゃ話にならないけどさ。
ロク田中


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