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懐メロ予備軍(84-1)
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2006/11/9(Thu)
この年からはまず同年「前略、道の上より」をヒットさせた一世風靡セピアです。現在も活躍中の人気俳優柳葉敏郎や哀川翔がいたことで知られる同グループは原宿のホコ天でストリートパフォーマンスをしていた一世風靡のメンバーの一部でセピアにはいませんでしたが確か風見慎吾や勝俣州和も所属していたと思います(本当に欽ちゃんに縁のある集団だ)。硬派なイメージを売りにしていて特に柳葉敏郎はバラエティーで見せる顔とのギャップが大きかったことを覚えていますねぇ。原宿のホコ天自体はもう閉鎖されたと記憶してますが(つい最近行った時は無かった)若者が集って1つのムーブメントを起こす場所ってありましたね、ずっと東京に住んでいるのでなおさらそう思うのでしょうが今でもストリートライブが盛んな場所ってありますし。さて本職でないので当然ですがいわゆる懐メロ番組での俳優の占める割合は多くはありません。もっとも最近はボーダレス化が進んでいるので本業はどちらか分からなくなっている人も多いですが本人主演の映画やドラマの主題歌としてヒットした人ばかりでなく一人の歌手としてヒット曲を出した人がもう少し出てきてもいい気がします(確かに目新しさには欠けるでしょうが)。ところで何年か前のテレビ番組で久々にセピア勢揃いというシーンを見ました、前出の2人があまりにもメジャーすぎるので目立ちませんが他の人も素人に戻ったわけではありません。もちろん主役を演じたりすることは皆無に近いですが2時間ドラマなどでは時折見掛けますよ。もっとも全員のフルネームはもう覚えていませんが…
ロク田中
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開拓者
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2006/11/16(Thu)
すでにCMでもおなじみですがEXILEと倖田來未のユニットがバブルガム・ブラザースの大ヒット曲「WON'T BE LONG」をカヴァーしました、1990年発売の同曲ですがつくづく時の流れを感じます。オリジナルが発売された頃はこの手の曲調がヒットチャートに登場することは皆無でした。1980年代の末期頃から全米で流行したヒップホップですが洋楽としてならまだしも邦楽としては火がつくことはありませんでした。ラップやスクラッチなどのスタイルも含めクラブや一部のサブカル畑では高評価を得てはいましたがなかなか万人にウケるものではなかったようです、もっともこの曲も発売と同時に爆発的に売れた訳ではなく時間をかけてヒットしましたが。それから十数年、巷には「欧米か!」とツッコミたくなるくらいヒップホップグループ(曲もね)が溢れています。別に彼等が日本のヒップホップの元祖だなどと言う気は毛頭ありませんが少なくともミーハー層にウケる下地を作ったくらいのことは言ってもいいような気がします(スチャダラパーとかもね)。この他にも1人の女性ヴォーカルに男性ミュージシャン2人というスタイルを定着させたドリームズ・カム・トゥルー(…)など評価は分かれるかもしれませんが一つのスタイルの分岐点になるキーパーソンっているように思います。さて最後にトリビアを、「バブルガム・ブラザースはハウンド・ドッグの代打で紅白に出場したことがある(確認のVTRは無し)」
ロク田中
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ネオクラシック
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2006/11/23(Thu)
宇多田ヒカルの新曲が話題になってます。NHKのみんなのうたでも流れている「ぼくはくま」という曲で今までとはまったく毛色の違う可愛らしい曲です。それに合わせて絵本も執筆することになり彼女の才能をうかがわせます。宇多田ヒカル自身にはまだ子供はいませんが母親になるとそれまでにあまり見せなかった部分を発揮する女性タレントは多いですね。以前椎名林檎もやはりみんなのうたに曲を提供しましたし、UAは児童向けの音楽教育番組に出演していました(どうも僕の話はNHKネタが多いな)。また先頃石田ひかりが絵本を発売と子供に携わる仕事を選ぶ人が増える傾向にあります。こういう大物達の参入を僕は好意的に見ています。これは後の歴史が評価することですが彼女達が発信元となってスタンダードとなるものを作ってほしいと常々考えているからです。どの世代でもそうですが共通言語というものがあります。テレビ番組や遊び、流行というその世代で盛り上がれる話題がね。僕達の世代もそうでしたがもちろん昔から伝わる童謡や童話、遊びなどに多大な影響を受けてきました。その反面僕達の子供の頃に発生したものを今の子供達も楽しんでいるのを見ると嬉しくなります。情報が多い反面どこかオリジナリティーに欠けるきらいのある今の子供文化にぜひ一石を投じてほしいですね。えっ?僕達の世代の発信元って何があるのかって?ルービックキューブとか…
ロク田中