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2009/2/26(Thu)

 今回はTHE 虎舞竜の「ロード〜第二章」です、すっかりヴォーカルとその女房がバラエティータレントとしてお馴染みですが1993年にメガヒットになった「ロード」の続編第一弾です(十三章まで続く)。あまり数多く無く見える続編物ですが調べてみると意外と存在します、有名なのはドリカムの「未来予想図」ですが他にもさだまさしの「関白宣言(続編は関白失脚」や松田聖子の「赤いスイートピー(こちらは文字通り続・赤いスイートピー)」がありました。元はシングル曲でも多くはアルバムの中でのファンサービス(ドリカムは両方アルバム曲だが)だったりしてこの「ロード」のように何曲もシングルで出るのは珍しいパターンと言えます。この手の続編物は多くは後日談であったりアナザーストーリーだったりするのですがこの「ロードシリーズ」は若干趣が異なります、僕は三章まで所有しているのですがどう捉えても少しの言い回しの違いで同じ事象を歌っているようにしか見えないからです(メロディーは当然違う)、もっとも僕に読解力が無いだけかもしれませんが。この歌はある手紙にヴォーカルが感銘を受けそれを曲にしたということは当時よく語られていました、もちろんそのこと自体には何の異論もありません。しかし二章、三章と続くのであれば当然アナザーストーリーを僕が勝手に期待していたために少々肩透かしをくらったような気になったのも事実です(「それぞれのロード」って曲はあったが)、四から十三までは未聴のため結論付けるのは早計ですが(まさかずっと同じということは無いだろう)。ダブルミリオンに届いた「ロード」より確かに売上的には落ちた二章ですが(それでも50万枚くらい売ってるが)「ロード」に比べカラオケで歌われたりメディアで流れたりしないのはこうしたところに原因があるのかもしれませんね、まぁ虎舞竜ファンの集まりのカラオケでは十三章まで当たり前のように歌われるのでしょうが(全国にまだ何人いるんだ?)。
ロク田中


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