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2008/8/28(Thu)

　今回はBENNIE Kです、同年「Dreamland」がCMソングとして大ヒットし人気アーティストとなった女性2人組のユニットです。ここ10数年来の若者向けの音楽シーンは大きな変化を見せています、もちろん僕等の世代から(それより前からではあるが)脈々と続くロックバンドスタイルはいまだに健在です。その一方で僕等の頃には比較的サブカルとして扱われていたヒップホップやラップ、R&Bという欧米色(特にアメリカ)が強いジャンルが普通に浸透しています(ロックだって元々は欧米発信だが)。ちょっと前回の話にも繋がることですがこの傾向について考えてみたいと思います、その時代(世代)によって流行りの音楽シーンは様々に違ってきます。もちろん基本ベースとなっているものを踏まえた上で時代とともにそのジャンルが発展をとげ前の世代のものとは微妙に形を変えたものもあります。その一方でそれまでは日本の中に存在していなかったジャンル(あくまでメジャーシーンの上では)が新鮮さを持って迎えられ若者に広く流行していくという図式は昨今に始まったことではありません。大流行となるまでに先人達が地道に普及活動につとめ1組(1人)のカリスマアーティストの出現によりあっという間に世の中に浸透し多くのフォロワーが続いて1つのシーンへと昇格していきます。頂点を目指す戦いにたくさんの人達が群がりある程度の飽和状態になっていき新たなジャンルに取って代わられていくことも多々あります。これから先ずっと上記のジャンルが定着していくかはまだ解りません、現在そのスタイルでチャートを席巻している人達がずっとそのスタイルにこだわっていくのかも不明です。近い将来もしそのスタイル(ジャンル)が今ほどの盛り上がりを見せていなくても後の世に１つの時代の記憶として語り継いでいってほしいですね(若気の至りで済ませること無く)。

ロク田中

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