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2008/2/28(Thu)

 今回は速水けんたろうと茂森あゆみを取り上げます、当時2人は幼児教育番組の歌のお兄さん、お姉さんとして活躍していてその中で歌われていた「だんご3兄弟」がメガヒットを記録しました。去年の「おしりかじり虫」もそうでしたが数年に1回くらいの割合でこの手の子供向けの歌が爆発的なヒットを飛ばします、メディアが取り上げることにより子供のみならず大人の耳にも届くようになりますね。この頃くらいから21世紀に残したい歌なんていう企画が巷で話題となっていました、多方面でアンケートが取られたりして多くの曲の名前が挙がっていたことが思い出されます。童謡や唱歌の類を除くいわゆる流行歌の限定になった場合に見ていてちょっとした違和感を覚えていました。時代の差はありますがその時々に流行った歌手の気の利いたバラードが多くランクインしていたからです、特にパソコンサイトで募集していたものは若者の組織票とも思えるくらいにその当時の流行りのアーティストの曲が多く名を連ねていました。もちろん僕が聴いて純粋にいい曲だと思えるものも多く曲自体をとやかく言う気は無く単なる人気投票ならば異論の無い結果でしょう、しかし後世まで伝えるという観点から考えると若干話は変わってきます。僕はこの手のものは自分達の為に残すものでは無く次の世代の人達へ残すのが当然であると思っています、ゆえに普遍的なメッセージ性もさることながらその世紀における文化や事象を残すものだとも考えます。その頃は小さかった子供達が大人になった時に自分達の小さい頃にどんな曲が流行っていたかという記録のためにも(例えノスタルジックな部分でしかとらえられなくても)子供発信でヒットしたこの曲なんかは単なる一発屋的扱いで無く残してあげたい気がしています、大人になった時のカラオケで盛り上がれるかもしれないし(盛り上がるのか?)
ロク田中


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