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2008/12/25(Thu)

 今月より始まったこの企画、偶数回は忘れられかけている曲にスポットをあてます、今回はタンポポの「聖なる鐘がひびく夜」です。1999年に発売の「LOVEマシーン」でトップアイドルの座に登り詰めた“モーニング娘。”、多くのユニットを結成させヒットを連発するようになります。このタンポポもその中の1つで飯田圭織、石黒彩、矢口真里の初代メンバーによってリリースされています(2代目は石黒が抜け石川、加護が加入)。題名から容易に分かるようにクリスマスを題材にしたイベントものですが世間に多くの曲が存在しています。卒業やバレンタインデーと他にもイベントを題材にしたものは存在しますがその中でも創作意欲をかきたてるのかこのクリスマスは群を抜いて多く毎年多くの曲がリリースされています。この数週間巷には数多くのクリスマスソングが流れました、賛美歌の類いのものから山下達郎やドリカム、ワム!やマライア・キャリーといったもはや定番というよりお約束と言えるものから最新のものまでと何曲聴かされたかしれません。北海道から沖縄まで何十、何百とあるテレビやラジオというメディアであればなおのことです。しかし往時は流行していたものの他の曲に圧され耳にする機会がほとんど無くなってしまった曲が有ることも事実です、そのアーティストの人気に比例してこの現象は起こります。もちろん全メディアを24時間体制でチェックしているわけではありません、コミュニティーFMなどでは流れていたのかもしれません(その街出身とか)。このタンポポの曲も僕の知らないところで世間が耳にした回数も多かったのかもしれないという可能性も否定は出来ません(矢口のラジオとかが放送されていればだが)。しかしモーヲタと呼ばれるファンでさえこの曲をいの一番に上げなくなった昨今世間での印象はもっと薄くなっているように思われますねぇ。さて今年の最終回となりました、来年はきちんと更新出来るようにいたします、それではメリークリスマス、そして良いお年を。
ロク田中


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