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2008/11/27(Thu)

 いよいよ最終回となったこの企画、トリを飾るのは鼠先輩です(いいのか?それで)。ムード歌謡をベースにした「六本木〜GIRROPON〜」で今年ブレイク、歌番組のみならずすっかりバラエティータレントとしてもお馴染みの顔となりました。毎週ヒットチャートをチェックしていて名前こそ知っていたものの曲を聴く機会はなかなかありませんでした、今年の夏頃友人から聴かされた時には面白い曲だなと思ったものです。ほどなく本人をテレビで見ることに、最初は氣志團一派かと思ったくらい(実際は違う)の強烈なキャラクターです、世の中にもそのキャラとトークの面白さが受け入れられたようですね。バラエティー全盛の昨今そのトーク力で人気者となる芸能人が多く存在します、歌手とて例外ではありません(DAIGOとかね)。バラエティーで見せる顔により興味をもたれそれにより本業での評価が上がって売れっ子へとなるケースも見受けられます、この人達は例えバラエティーに出なくなったとしても帰る道が残されています。しかしこの鼠先輩はどうも歌手が本業なのか疑わしく思えてなりません、仕掛けの部分があったにせよ世間が思った以上に歌に食いついたという気がしますね(元々歌手じゃなかったみたいだし)。実際その後の曲はさして話題になっていないところを見るとしつこいまでの“ポ”の繰り返しがウケたのでしょう、間近に迫った忘年会シーズンでそこら中で歌われそうですなぁ。さて長期に渡りお届けしたこの企画、どうも懐メロ番組というと「平成20年のヒット曲、鼠先輩でギロッポンです」なんてイメージを抱きがちですが将来的にはこういう人達を集めたライブ形式なんていうのも面白いですね。さて来月からはどうしよう…
ロク田中


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