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2007/9/27(Thu)

 今回は現在でもデュエットソングとして歌い継がれているあの2人を取り上げます。この年すでに女優として名を成していた藤谷美和子と小比類巻かほるや森川美穂等への楽曲提供で知られていた大内義昭がデュエットした「愛が生まれた日」が大ヒットいています。古くより世代の中での定番の男女デュエットソングというものが数多く存在してきました。僕達の世代より前のものを順にざっとあげると「青い山脈」、「いつでも夢を」、「銀座の恋の物語」、「別れても好きな人」など枚挙にいとまがありません。これらはカラオケや宴会時に必ず誰かが歌うと言っても過言では無いでしょう。僕達の世代で有名なのは「林檎殺人事件」、「ふたりの愛ランド」、「ロンリー・チャップリン」でしょうか(時代的には「麦畑」なんてのもあるけど…) 。この頃は他にも「今を抱きしめて」、「DA・YO・NE」、「タイミング」と男女で歌える曲が多かったですね。それまで女性にとってはデュエットソングというのは会社なんかでムリヤリ歌わされるイメージが強かったように思われます、また主ヴォーカルは男性パートだったりしてフラストレーションが溜まるものだったかもしれません。歌謡曲からニューミュージック、ポップスに移行するに伴い女性が主ヴォーカルになる曲も増えました(デュエットする2人の力関係もあるが)。カラオケをするにおいて絶好のコミュニケーションがはかれますから世代ごとにこういうナンバーが定着してほしいものですね(最近は限定のユニットなどでよく見かけるが定着しているのでしょうか?)。さてこの大内義昭氏は先に触れたように当時作曲家としても活躍していましたが惜しむらくはこの曲は本人の楽曲で無かったこと、果たして心中はいかに?
ロク田中


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