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2007/8/30(Thu)

 さてこの93年を語る上でかかせないアーティストを今回は取り上げます、同年「夏の日の1993」をヒットさせたclassです。デビュー曲のこの曲がいきなりの大ヒット、一時期活動を止めていましたが数年前に復活いたしました。最近はあまり目にすることがありませんが昔はポツポツこのような年号入りの曲がありました、他に有名なのは本田美奈子の「1986年のマリリン」でしょうか(同年早見優も文字通り「西暦1986」という曲を出す)。歌というのは人の思い出の中に大きな役割を担うことが多々あります。もちろんその曲に対してという場合もありますが流行っていた時期について思い出すためのスパイスとなることもあります。ふと耳にした時に「この曲が流行っていた頃は…」なんて当時に思いを寄せることもきっとあるでしょう。年月がたつにつれ段々その記憶が曖昧になってしまうことも多いのですが(よくあるのが何年前に流行ったか忘れる)この曲のようにはっきり年代を明記されるとさすがに忘れることもありません。ただしその年に強烈な思い出やインパクトがないと単なる懐メロで終わってしまいますが。さてこの曲、今でも名曲と言われています(ちょっと前に人気バラエティーで本人達が歌っていたみたい)。しかしよくよく歌詞を聴くとある疑問が沸いてきます。メロディーとコーラスのきれいさで見落としがちになりますがこの主人公の男性ってかなり上からの目線で女性を見ている気がしてなりません(おそらく女性は古くからの友達だと思われる)。別にこの曲を否定してるわけではありませんが試しに情景描写と行動を抜いて聴いてみて下さい、案外に的は外していない意見だと自分的には思っているのですが…(深読みしすぎかしら?)
ロク田中


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