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2007/6/28(Thu)

　今月は２人を取り上げましょう、観月ありさと牧瀬里穂です。ともに女優としてすでに活躍していた２人ですがこの年歌手としてもデビュー、それぞれベスト10入りいたしました。観月は尾崎亜美に牧瀬は竹内まりやによる曲と人気絶頂の彼女達にふさわしい豪華な作家となっていましたね。昔から俳優、女優が歌を出すケースは少なくありません。もちろん歌手から俳優、女優に転向した人達が今までの流れでヒットを飛ばしたケースも多いのですがそれまで歌手活動を全くしていなかった人がその人気を見込まれて曲を出すケースも多々ありました(最近多いドラマ、映画絡みのものとは別)。日本人はつくづく3という数字が好きなようですね。ことわざにも3がつくものが多いですし芸能界でもよく3人をセットにして評することが多いです(キャンディーズや少年隊とは違う)。美空ひばりらの三人娘や橋幸夫らの御三家、山口百恵らの中三トリオと同時代や同世代の人気者をひとくくりにしてもてはやしてきました。先の２人に宮沢りえを入れた若手人気女優3人が偶然名字のイニシャルがMだったため当時は3Mと呼ばれていましたね。今なら長澤まさみ、上戸彩、石原さとみがそんな感じなのでしょうか?(特にネーミングは無し)。これからの懐メロ番組はもっと俳優や女優のイメージが強い人を出演させるべきだと思います、主題歌としてヒットさせた人ばかりでなく普通に歌手として楽曲をヒットさせた人も数多いからです。宮沢りえも含めたこの3人(宮沢の歌手デビューは2年ほど早かった)で今も継続的に歌手活動をしているのは観月ありさだけのようですが時代を振り返る際には欠かせない人達だと思いますよ。もっともいまさら観月に「伝説の少女」を歌われるのもどうかと思いますが。

ロク田中

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