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2007/4/26(Thu)

 今回はTHE BLUE HEARTSです、こう書くと意外に思われる方もいらっしゃるかと思います。多少のメンバー交替や名称変更はありながらも彼等はいまだにトップアーティストとして活躍していますからね(現在の名称はクロマニヨンズ)。しかし今回はブルーハーツにこだわって話を進めていきます。この時期にティーンエイジャーだった世代の男性陣に多大な影響を与えた御三家だと僕は考えています(後2組はボウイと尾崎豊)。その哲学的ともいえる詞をパンクロックに載せた楽曲に魅了された人も多かったことでしょう(ちなみに女性陣御三家はレベッカ、プリプリ、渡辺美里)。今回こだわった理由がもう1つあります。この年にメンバーの真島昌利がソロで「アンダルシアに憧れて」をヒットさせます。この曲がまたいいんですよねぇ、イタリア映画を思わせるような詞で文学的な香りさえ漂います。甲本ヒロトもマーシーも独自の世界観がよりはっきりみえる人達です。マーシー(真島氏のことです)は2000年にロンブーに「岬」という楽曲を提供しヒットさせますが初めて聴いた時に作者のクレジットを見なくても「真島昌利の曲だな」とすぐに解ったくらいでしたからね(淳の歌い方もそれっぽかった)。さてこの「アンダルシアに憧れて」は同年近藤真彦によってカヴァーされたヴァージョンのほうが広く知られています。もちろん悪くはないのですが大幅なアレンジがされているのとちょっと情感が入りすぎている感がありますねぇ、まぁマッチがテレビで歌ってくれるならこちらでも結構ですが(大スターになんて失礼な)
ロク田中


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