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2007/12/27(Thu)

 今回はSPEEDです、すでにトップアイドルの称号を得ていた彼女達ですがこの年代表曲となる「WHITE LOVE」をリリースしました(爆発的に売れるのは翌年だが)。当時もすでに特に驚くことではありませんでしたがデビュー時の彼女達4人は全員ローティーンでした、しかし今までと違っていたのはヴォーカル2人の歌唱力と全員のダンスが普通のアイドルのものよりは秀でていたことでした。その勢もあってか瞬く間にトップアイドルに登りつめ1つの時代を築き上げました。芸能史の中で子供に活躍の場を与える機会は数多く存在してきました、例えば美空ひばりさんも子供の頃からスターとして活躍していましたしそれ以外でも子供の歌うヒット曲はありました。しかし一瞬だけで終わってしまうことが多くひばりさんのようにスターの座を継続することはなかなかレアケースでした。小林幸子や天童よしみも少女歌手としてデビューするもブレイクするのは相当後の話であり継続することの難しさがよく分かります。80年代以降アイドルと言われる人達はどんどん低年齢化が進んでいきローティーンでのデビューが当然という雰囲気になってしまいました、そのこと自体をとやかくいうつもりはありませんがそのやり方についてはちょっと考えさせられてしまいます。早いうちから芸能界にドップリつけてしまうと学業のほうがおろそかになってしまいます、世間の需要のためやむを得ないことでもありましょうが(最近本人達に自覚が出てきたようだが)。しかしあまりにも目にする機会が多いと世間に飽きられるのも早くまだ10代にしてすでに「あの人は今」的扱いにされてしまいますからね。このSPEEDもメンバー全員が20代になり活躍の場も変化してきました、あと5、6年して一番年下の島袋寛子が30代に突入したら一度見てみたいですなぁ(それでは良いお年を)。
ロク田中


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