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<< NEW FACE >>


2006/3/23(Thu)

 KAT-TUNが満を持してデビューしました。シングル、アルバム、DVDと同時発売で特にSCDはいきなり100万枚出荷と諸先輩達と比べてもかなり破格の待遇となっています。それまでは通常のジャニーズと同じように同世代からの支持を受けていた彼等でしたがメンバーが去年立て続けに人気ドラマに出演したおかけで年上世代にも認知されました。今回スタッフが強気になった要因としてはメンバーの亀梨のユニットの曲「青春アミーゴ」が昨年のSCDで唯一のミリオンを達成したという点でしょう(余談ながら選抜入場行進曲)。しかし、あの曲は若い人だけでなく30代以上(特に男性)にもウケたのがヒットの原因と考えます。曲の持つアナクロ感や季節柄の宴会ネタとして(ちょうど忘年会時期だった)ハマったとも言えます。まぁマスコミの煽りかたも気合いが入ってますから杞憂に終わる心配のような気もします、かくいう僕も購入してしまいそうな奮囲気ですし(密かにジャニーズデビュー曲コレクターになりつつあるな…)。
ロク田中


<< ロク流代表曲 >>


2006/3/30(Thu)

 今回は荻野目洋子をピックアップします。僕の認識ではメジャーな80'sアイドルの中でもベスト5に入る実力派でした、代表曲はやはり「ダンシング・ヒーロー」になりましょう。いい曲を歌いながらもセールス的には恵まれていなかった彼女、折からの洋楽ブームを受けカヴァーした本曲で一気にブレイクいたしました。洋楽カヴァーで一発当てた歌手は当時たくさんいましたがWinkと並んでその後地位を確立した数少ない例となりました。ただ個人的には後の「さよならの果実たち」、「北風のキャロル」という筒美京平作品のほうが気に入ってますが。さて、この曲はまだいいほうですが当時のアイドルの洋楽カヴァーには原曲からタイトルとメロディーを借りてきただけのようないかれポンチな訳詞をのせている曲もありました、ここで僕の選んだベスト3を挙げておきましょう。第3位 「Give Me Up/Babe」 第2位 「ネバーエンディング・ストーリーのテーマ/羽賀研二」 第1位 「君の瞳に恋してる/少女隊」です、興味のあるかたはぜひ原曲と対比させて聞き比べてみてください。
 おそらく軽いめまいと頭痛がすること受け合いですよ。
ロク田中


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