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2006/10/26(Thu)

今回はこの年「ボヘミアン」をヒットさせた葛城ユキです。ハスキーな声(実際はそんな甘いレベルではないが)で振り絞るようなシャウトが印象的でした。この「ボヘミアン」はチャゲ&飛鳥の飛鳥涼が作った曲で後に本人達のアルバムにも収められています。これがまた全く真逆の仕上がりで当時興味深かったのを覚えていますね(ほら、飛鳥はあの歌い方だし)。ミュージシャンが他の人に提供した楽曲を自分で歌うことは珍しくありません。なかにはアルバムまるまる1枚をセルフカヴァーする場合もあります。例え男性アーティストが女性アイドルに提供した曲であっても大抵はしっくりくるものです(そりゃ歌詞の内容にもよるけどね)。この歌は葛城ユキの個性が強すぎたためかイメージを見事に覆されました、やはりファーストインプレッションって重要ですね。ところで実際はカヴァーされてはいませんがこの作者がカヴァーしたら元歌のイメージとかけはなれそうな御三家をあげましょう。第3位 山下達郎「硝子の少年」 第2位 竹内まりや 「MajiでKoiする5秒前」第1位 横浜銀蠅 「ドリーム ドリーム ドリーム」。う〜ん、我ながら怖いもの見たさで聞いてみたくもあり(僕は山下達郎夫妻が嫌いな訳じゃありませんよ、念のため)
ロク田中


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