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2005/7/28(Thu)
さて、82年組からは松本伊代を御紹介します。世間のイメージする彼女の代表曲、「センチメンタル・ジャーニー」を筆頭にしたポップ路線なのでしょうねぇ。ちょっとトボけたような彼女のキャラクターもあり印象が確かに強いですね。しかし僕の選ぶ代表曲は違います。「時に愛は」を推させていただきます。彼女はアイドルに新たな風を送り込みました。それまでのアイドルは大まかに言えば健康そうか陰がある（山口百恵以降特に）という両極のタイプを狙っていました。そこに“守ってあげたくなるタイプ”というジャンルを持ち込みました（伊藤つかさはちょっとタイプが違う）。彼女以前にも小林麻美や木之内みどりといった同タイプはいたのですが彼女ほどはブレイクしていませんでした。この曲は尾崎亜美の手によるバラードですが他の人では単なる佳曲で終わっていたことでしょう。でも、たまにテレビで歌っているのを見るのは「センチメンタル・ジャーニー」だったりするんだよなぁ…（仕方ないけどさ）
ロク田中