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2005/6/23(Thu)

 小田和正のNEWアルバムが自分の持つ最高齢記録を更新してチャート1位を獲得しました。オフコース時代を含め30年近く第一線で活躍しているスゴいアーティストです。この人は元々フォーク〜ニューミュージックを経由して今のJ-POPに到着しました。見た目はさておき音楽的には急激な変化を必要としなかったため永くファンに愛されています。しかし僕の中でもっと感服している人達がいます。それは彼と同年代の今だにロックンローラーな人達です。例えば矢沢永吉や忌野清志郎、内田裕也等の面々です。すでに50〜60代にさしかかろうというのに音楽的にはもちろんファッション的にも昔と何ら変わらないスタイルを維持しています(まぁそれが仕事なんだけど)。ある程度の年齢になると落ち着いちゃったりしがちですがプロ意識を感じさせます(きっと彼等はそれが当たり前なのでしょう)。今のビジュアル系やヒップホップ系の人達が30年後も今のスタイルを続けていけるか楽しみですね(そこまで見届けられるかしら?)。
ロク田中


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2005/6/30(Thu)

 今回は聖子と言えばこの人、郷ひろみ…ではなく中森明菜を取り挙げます。明菜はわりかし代表曲が絞りやすいですね、世間も「ミ・アモーレ」か「DESIRE」でほぼ二分されるのではないでしょうか?さて、僕の選んだ彼女の代表曲は「少女A」です。えっ?さっきの2曲のどちらかじゃないのかって?これから御説明いたします。聖子同様に明菜のデビュー曲「スローモーション」はそれほどヒットしませんでした。たぶん最初からの狙いだったと思いますがガラリとイメージを変えたこの曲を2曲目に持ってきたスタッフの戦略に感服いたします。1980年という1つの区切りの年のキーワードは「ポスト山口百恵」でした。その中で聖子が一歩抜け出したのですが確固たる対抗馬は実は不在でした。2年後デビューの明菜がアイドルアイドルした路線に閉口している世間に百恵路線の継承を打ち出したことでライバルに成り得たと言えます(いわゆる硬軟路線、三原順子は直球で推しすぎ)。最近はオリジナル曲をあまり出さない明菜ですがまた勝負を賭けてほしいものです。
ロク田中


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