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<< 長期休養のお詫び >>


2010/10/14(Thu)

 2ヶ月以上の長期に渡り更新が滞ってしまい申し訳ありませんでした、前回は紅白予想で終わりましたがそれから現在までを踏まえて改めて途中経過を考えてみます。予想については変更する気はありません、もちろんすでにハズレが確定的なアーティストもおりますが戒めもこめて12月の発表を待ちたいと思います。さてこの2ヶ月情報収集にいそしんできました、もちろん紅白だけのためでなく流行を含めた現在の情勢を知るためです。渋谷にあった外資系のCDショップが閉店したというニュースは記憶に新しいところですがそのくらいセールスは不況でチャートを見ていてもコアなファンを獲得しているアイドルやヴィジュアル系のアーティストかアニメ系が多く名を連ねていて素直に結果が反映されているとは到底思えませんでした。他では“少女時代”や“KARA”といった女性版の東方神起のような韓流ユニットがマスコミでも話題となりました、なるほど目新しさもありファンの獲得には成功しているようですがまだまだ前出の東方神起ほどのヒットという気はせず若干話題先行の感は否めません。もちろんこの後爆発的なヒットを生む可能性もありますが現段階では紅白は抱き合わせでも厳しいように思います(リア・ディゾンの例もあるので決めつけは怖いけど)。最大のサプライズは病気療養中である桑田佳祐と今年での活動停止を打ち出している宇多田ヒカルをそれぞれ引っ張り出すことでしょうがかなり現実味には乏しいでしょう(まだ宇多田のほうが可能性はあるか)。嵐とAKB以外はあまりにも露出を含め評価が難しい今年の音楽情勢、レコード大賞と合わせ来年以降の存続すら危惧されてしまいますね。司会は予想外の大ヒットとなった「ゲゲゲの女房」の主役2人で鉄板だとは思うのですが…
ロク田中


<< マイナーの中のメジャー >>


2010/10/21(Thu)

 3ヶ月ほど前からインターネットのとあるコミュニティーに参加しています、80年代のアイドル関連なのですがつくづく参加している人達の知識の豊富さに感服しています、僕も人より詳しいつもりでいましたが上には上がいるものです。そこでのやり取りを覗いていると誰でも知っているメジャーなアイドルよりもマイナーなアイドルの名前が頻繁に登場して盛り上がっています(属に言うB級アイドル)。自分の知識を顕示したいということがありありと見てとられ(人のことは言えないが)中には現在芸能界を引退している人のその後まで教えてくれることまであるくらいです。しかしよくよく見てみるとB級と呼ばれた人の中にもランクが存在しているのに気づきます、必ず名前が挙がり良くも悪くもネタになる人と同じようなポジションだったにもかかわらずほとんど話題にならない人との差がかなり激しいのです。以前から多くの書籍でも感じていたのですがあるテーマを取り上げると必ず語られる人が現れます、代表的なのは一発屋と呼ばれる歌手ですがこのB級アイドルというジャンルも匹敵するくらいです。メディアの場合は実際に取材をすることもあるのでそれに応じてくれたり細々と活動を続けていて自虐的な宣伝を兼ねて本人が登場することがあるのは理解出来ます。しかし不特定多数が自由に書き込めるコミュニティーであるならば型にはまった名前よりも記憶の片隅を掘り返してくれるようなことがあってもいい気もしますね。もちろん誰も知らない名前を出して一人で悦に入っていても反応が無いと寂しいものです、そういう意味での最大公約数という形での存在であるのも承知はしていますが。今の若い人達もいずれはB級ディーバとかB級ヒップホップグループの話題で盛り上がる日が来るのかしら?
ロク田中


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