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2010/01/07(Thu)

 新年を迎え去年の紅白の平均視聴率と歌手別の視聴率が発表になりました、第2部の視聴率が40%を超えかろうじて面目は保たれたようです。何と言っても最大の話題は矢沢永吉のサプライズ出場でしたね、もっとも当日マスコミに取り上げられてしまったため本当の意味でのサプライズではありませんでしたが。1年を通じNHKを見ていてその姿勢からあってもおかしくないとは思っていましたがそれでも出ることは無いだろうと考えていただけによく口説き落としたものです。僕個人的には昨年の一推しの楽曲だった倖田來未とmisono姉妹が登場したのが山場でした、その他では以前取り上げた加藤清史郎と大穴予想時にノミネートしていたさくらまやが子供枠(なんだかなぁ)での出場で予想の確度が上がったのが嬉しい誤算でしょうか。やたらと嵐や永ちゃんに時間を割いたり(結構割りをくった人達がいた)子供枠を作ったりと視聴率は関係ないと言いながら涙ぐましい努力の後が見え隠れします。こうなると早くも今年が気になります、ほぼ鬼が笑うと言っても過言ではないですが(なんせまだ一週間しか経ってない)NHKは努力すればするほど自分達の首が絞まっていっている気がするからです。嵐はともかく永ちゃんのようなカードを切ってしまうとそれ以上の話題をさらうことは簡単なことではありません。しかし幸いなことに今年は冬季オリンピックやサッカーのワールドカップというスポーツイベントがあります、昨年の野球のWBCを例に挙げるまでもなく日本人選手達の頑張りによっては国民的行事にも成り得ます。テーマソングに超大物を起用しなおかつ紅白に口説き落とす(当然すでに出場したことがある人は不可)ことに成功すれば話題性は狙えます。もしくはそこか下半期の朝ドラのテーマソングに依布サラサかPeaky SOLTを大抜擢しそれぞれの親である井上陽水なり山口百恵なりを引きずり出すくらいの荒技を使うしか無さそうですね(今年どんなヒットが生まれるかも不明なのに)。
ロク田中


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2010/01/21(Thu)

 昨年動画配信サイトから話題になり歌手デビューを果たし本国のみならず海外でもアルバムセールスが好調となったスーザン・ボイルは記憶に新しいところです、また主にアニメが中心ではありますが日本発のものが海外で高く評価されています。このように現在はメディアを通してだけで無く異国の文化を知ることが出来る環境が整っています、ならばそれを利用しない手はありません。ということで今年は海外で流行らせたい曲を紹介していきたいと思います、まず1回目はグミの「Catch You Catch Me」です。今から10年以上前になりますがNHK教育テレビで「カードキャプターさくら」というアニメが放送されていました、何回か主題歌も変更になっていましたが最初の主題歌だったのがこの曲です。当時はそこそこ人気があったアニメであったのですが後世に語り継がれるわけでも無くだんだん忘れられた存在になって来ています。しかしいまだに衛星放送で放映されていたりBGMが民放でも効果音として使用されていたりとまったくの忘れられた存在という訳では無さそうです。アニメは視覚に訴えられる分大きな利点があります、話の面白さは重要なファクターであることに間違いは無いのですがそれ以上にキャラクターの見た目であったり描かれている世界観で思った以上の人気を得ることも難しいことではありません。特に海外においてはより日本的なものであったり(日本文化が解る)その国の思想にあったものが受け入れられたりとチャンスは大きく広がります。このアニメを仕掛けるなら中国ですかね、ひいては仏教を崇拝している国であれば良いでしょう。万が一流行った時に当の日本人が知らないのも困るので国内での普及活動も頑張らないと(その前に海外で流行らないと意味が無いが)。
ロク田中


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2010/01/28(Thu)

 ここ数年CDを購入する割合が極端に減少しました、着うたフルで済ませてしまっているのが原因です。例年年明けに書いていた私的SCDも一昨年くらいから怪しくなってきていたのですが昨年はそのダウンロード件数すら少なくなってしまいました、そんな中昨年一番聴いたであろう曲を今回は取り上げます、タイトルは「侍戦隊シンケンジャー」です。あ〜、「何やそれ!」というツッコミの声が聞こえるようですが経緯から説明します。以前も書いたように僕には姪と甥がいます、昨年それぞれが好きなキャラクターの主題歌のCDをプレゼントしました。お姉ちゃんである姪の方は物分かりが良く我慢もするのですが弟である甥の方はまだまだで車に乗るとエンドレスで親に流させています(もちろんずっと聴いてる訳が無いが)、月に1度くらいしか会わない僕ですら閉口するくらいですから親や姉はなおのことでしょう。半ば刷り込みのように聴かされた(原因を作ったのは僕自身だが)曲でしたがなかなか良く出来た曲です。子供向けのアニメや特撮物にありがちなヒーローやヒロインの名(タイトルと言ってもよい)が折り込まれているのは当然なのですが今回のシリーズは文字通り「侍」をモチーフとしているため少々古くさい表現がそこかしこに散りばめられています。その割に「そこは日本語でええやろ」というところに英語のフレーズ(もちろん英詞では無い)が登場したりしています。初めて聴いた時にそこはかとなくシブがき隊が頭の中に思い描かれたくらいの懐かしいセンスでした(当のシブがき隊の歌にも使われていたフレーズが入っていたせいもあるが)。甥を含めこの番組を見ている子供達が将来大人になった時に思い出して歌える曲になってほしいですね。一方僕の方はちょっと深刻です、来年取り上げる曲が「天装戦隊ゴセイジャー」にならないように気をつけなければ。
ロク田中


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