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<< 大量雇用 >>


2009/3/5(Thu)

 沖縄アクターズスクール男性陣の雄であったDA PUMPが9人編成となりました、オリジナルメンバーは4人でしたが諸処の事情で1人抜けしばらく3人で活動していましたが更に1人抜けたことによりメンバーを一気に増加させました。最近は往年の勢いはありませんがその当時はジャニーズへの対抗軸として人気が爆発していた彼等ですから巻き返しを期待したいものです。しかしこれを上回るニュースがその前にマスコミを賑わしました、そのDA PUMPと入れ替わるように人気アーティストの座を手に入れ昨今では男性アーティストの中では5本の指に入るくらいの活躍を見せているEXILEも同じくメンバーを7人増加させたというものです。ツインヴォーカルの1人の脱退で数年前新たなヴォーカルを公募し加入させたことはありましたが突然とも言える発表でした。昨年の彼等は何枚もアルバムをリリースしどれもが大ヒットで今年も更なる活躍が期待されています、特に既に弟分としてデビューさせていたメンバ−の加入だけに「何故このタイミングで?」と色々な憶測をよんでいます。去年は明確なテーマを持って活動していた彼等でしたから一段落したところで心機一転したという見方が多いようですが僕は違う見解です。確かに彼等(新メンバーの方)が発売したアルバムはチャート上位にランクされていますが一度EXILEとしてもっと世間の認知度を高め定着した頃にのれん分けの形で再スタートをきらせようという目論見のような気がします、もしかしたら近い将来に向けてEXILEの後継者を自らの手で育てようというものかもしれませんね。新メンバー達のユニット名は「J Soul Brothers」でしたがそこでツインヴォーカルの一翼を担っていたNESMITH、CHEMISTRYオーディションからユニットにソロを経て今回のEXILE入りにたどり着きました。今度こそ活躍を期待しますが同じくCHEMISTRYオーディションで上位に残ったATSUSHIと再び席を同じくすることになるとは…
ロク田中


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2009/3/12(Thu)

 あらためて自分のCDコレクションを見直してみるとすっかり名前を聞かなくなったアーティストの多さに驚きます、そんな中から今回はDual Dreamです。1996年に(もうそんなに前か…)森口博子とデュエットした「Let's Go」のヒットで注目され同年CM曲として起用された「Winter Kiss」で一瞬ブレイクしかけました、しかしその後はタイアップに多く使用されるもあまりヒットには結びつかず結局この2曲のみが話題に上がっただけに留まりました。時の人気者にあやかる形でヒットする例は今でも多く見受けられます、ドラマ主題歌としてのタイアップが最たるものですがそうでない例も多々あります。人気歌手(タレント)に楽曲提供をして話題になり存在が世に知られ本人のヒットにつながることもかなり多いですね。古くは久保田利伸や大澤誉志幸、SMAPへの楽曲提供により知名度が抜群に上がったスガシカオや山崎まさよしが有名なところでしょう。当時バラドルとして大変人気があった森口博子への楽曲提供により知名度がアップしたこのユニットですが彼等のように例え数曲でもそれによりヒット
すればまだ良いほうです、提供した楽曲はヒットするものの本人のセールスに結びつかない場合も往々にして存在してしまいます。楽曲の良し悪しもさることながら提供した歌手のアーティストパワーに負けてしまっているということでしょうか。他には便乗という方法で時の人気者にあやかるパターンがあります、大抵は楽曲への便乗が多いのですがその他にもジャンルとしての便乗もあります(少し前のカヴァーブームもそれ)。ちょっと前にビックリしたのは人気ユニットの羞恥心の便乗品、お笑いタレント3人からなるものでしたが人気番組発だったせいもありそれが売れてしまったことに2度ビックリさせられました。当の羞恥心の心中やいかに…と思っていたらなんとテレビで夢の共演をしていました、すっかり話は出来ていたわけね。
ロク田中


<< ジャニーズの牙城 >>


2009/3/19(Thu)

 俳優としてタレントとして大人気であり昨年羞恥心としての活躍も記憶に新しい上地雄輔が“遊助”名義でリリースした「ひまわり」がチャート上位に入っています。リリースにあたりほぼレギュラー出演している番組等で御披露目したばかりで無く彼の自叙伝を単発ながらドラマ化したりとかなり話題を振りまいておりました。今や好感度の高い男性タレントのかなり上位にランクしている彼ですからそこまですればチャートトップになるだろうと思っていたのですが上にはKAT-TUNが控えておりました、やはりジャニーズ勢は強いですねぇ。全部のジャニーズに当てはまるわけではありませんが組織票にも近い彼等と同時リリースでトップを奪取するのは至難の業だと思われます。モバイル等に音楽環境がスライドした昨今の中彼等のアーティストパワーにはいつも驚かされています、去年の年間チャートのトップ10にはジャニーズ勢が半分ランクインしていました。確かに世の中手軽に入手出来る着うた等にスライドし多くのアーティストの音楽配給はこちらに移行しています、ダウンロード件数だけを見ればCDを売るよりかなり注目されているのも理解出来ます。しかしジャニーズファンが全くダウンロードをしないのかと言うとそんな事はなくどちらも揃えているという人がほとんどでしょう。無論戦略として敢えてリリース日をジャニーズにぶつけないという手法を取っているケースが多いのでしょうが1度B'z VS KAT-TUN(KinKi Kidsでも可)という記録がかかった者同士の戦いを見てみたいですねぇ。上地雄輔を差し置いてチャートトップを獲得したKAT-TUNの曲はメンバーの中丸君が主演のドラマの主題歌です、その数週間前には同じくメンバーの亀梨君主演のドラマ主題歌をトップにとメンバー主演作の主題歌は彼等が歌うのが慣例のようですが全員が個々に主演するドラマのラッシュなんてなったらどうなることやら…


ロク田中


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