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2008/2/7(Thu)

 倖田來未の新曲「anytime」のPVを先日見る機会がありました、特別にフェイバリットなアーティストとというわけでもないため「あぁ新曲出たんだ」くらいの軽いスタンスで見始めたのですが思わず目を奪われてしまいました。それまで楽曲として彼女の曲を聴いていたため特にビジュアルを意識したことは無かったのですが今回のPVは大変可愛らしい仕上がりとなっていたからです。もちろんトップアーティストになったくらいから何十回となく彼女の出演番組やCMを目にする機会はありました、しかしいわゆる「エロカッコいい」と言われていた頃から「今はこういうのが流行りなのね」くらいで気に留めたことすらありませんでした(パチンコ台は何回か打ったが)。今回の曲はミディアムテンポの恋愛歌でおそらくPVもそれを意識したのでしょう、しかしそれ以上に驚かされたのが曲と声が大変マッチしていたことです。曲は昔のアイドルポップスを彷彿とさせるような感じに受け取れたのですが今までで1番ピッタリはまっているように思われます(まぁ全部聴いてるわけじゃないけど)。ちょっと前の「恋のつぼみ」の時にも感じたことですが彼女にはポップスが似合いますね、ただ単に僕がアイドル好きだからそう思うのかもしれませんがここ数年で耳にしたアイドルポップスの誰よりも適性は高いです(断言)。本人が望むか否かは別として合う資質というものがあります、例えば本田美奈子さんのミュージカルもそうですしリンドバーグの渡瀬マキのロック(僕は決して合っていたとは思わない)とか違ったジャンルに展開して評価されることもあります、倖田來未にもたまにはこの路線を歌ってほしいものです…と珍しくべた褒めするはずだったのに最近本人が不適切発言でミソをつけてしまいました、口は災いの…
ロク田中


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2008/2/14(Thu)

 ノストラダムスの大予言がすっかりハズれた99年からはまずモーニング娘。です、今でもトップアイドルである彼女達の名前を挙げると違和感を感じる方も多いかもしれません。知名度が上がってきてトップアーティストの座が見えかけたこの99年に「LOVEマシーン」がメガヒットとなりその座を不動のものといたしました、当時はどこのカラオケに行ってもこの曲と郷ひろみの「GOLD FINGER'99」で大盛り上がりしていたのが懐かしいですねぇ。去年紅白にも出場した米米クラブやあみんのようにここ数年往年のユニットの再結成や再活動が目立ちますね。この企画を始めるにあたり考えていたのはメンバーの死去などにより正式な当時のスタイルが望めないものは取り上げないようにするということでした(具体例を挙げるとチェッカーズ)、どうしても見ている側としてはその過程を知っているだけに完全オリジナルを望んでしまいがちだからです(じゃあカルロス・トシキはどうなんだと言われそうだが)、数年前におニャン子クラブが一瞬再結成した時も期待を大きく裏切られたものです。このモー娘。のようにメンバーが入れ替わり立ち替わり長期に渡って活動を続けているユニットは過去には全くと言っていいほど例がありませんでした(マイナーなアイドルで一組知っているくらい)。彼女達もこの「LOVEマシーン」を歌っていた頃のメンバーも今は1人もモー娘。には在籍していません、しかしその後の卒業生を含め大多数はまだ芸能界で頑張っています。今や彼女達も現役よりOGの方が多くなってしまいました、ぜひ10年後くらいにおニャン子も成し得なかった時期に関係無くモー娘。と呼ばれた人全員による(福田や加護など一般人に戻った人含む)壮大な「LOVEマシーン」を見たいものですねぇ、中澤裕子が踊れるうちに(案外ハロプロのコンサートでやってそうだが)。
ロク田中


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2008/2/21(Thu)

 最近CM等で聴いてお気に入りの曲があります、青山テルマfeat.Souljaの「そばにいるね」です。すでにヒットしていた「ここにいるよ」のアンサーソング(こっちはSoulja feat青山テルマ)で女性視点となっています。数年前までは頑張ってチャートに入るようなヒップホップも聴こうとしてきましたが最近は徐々に離れてしまい久々に気に入ったナンバーとなっています。最近三木道三の「Lifetime Respect」を女性ユニットがアンサーソングとしてカヴァーしヒットさせたことは記憶に新しいですが以前は演歌を中心にこのタイプの曲が多く存在していましたね。もう1つ最近のニュースから気になったものを、モー娘。脱退後その活動が注目されていた藤本美貴が久々のソロシングルをリリースします。事務所の先輩(らしい)でもある堀内孝雄との競作で今までの彼女の曲とは違うしっとりとした曲になるようです、こちらも以前には多く見られた競作という方法を用いて話題となっていますね。自作自演の多い昨今ではあまり見かけなくなりましたが昭和50年代中盤から後半にかけてはこの競作が大ブームとなっていました、同時期に同じ曲を複数のレコード会社がそれぞれの歌手に歌わせ発売しその売り上げを競っていたものです(カヴァーとは違う)。やはり演歌系が多く「氷雨」や「釜山港へ帰れ」等が有名ですが「だいじょうぶマイフレンド」のようなポップスにもこのブームは飛び火してましたね。アンサーソングにしても競作にしても僕達の世代からは特に目新しさを感じないですが今の若い人達にとっては意外と新鮮に映るかもしれません、特にアンサーソングは最近フューチャリングの形の楽曲が多いだけにしばらくこの手の作品が増えそうな気がします(もうそろそろカヴァーブームも飽きただろう)。最後に昔のアンサーソングから僕のとっておきの1曲を、吉川晃司のヒット曲「にくまれそうなNEWフェイス」にもアンサーソングが存在します。現在女優として活躍している麻生祐未の歌う「噂のNEWフェイス」がそれです、本人ももう忘れているか…
ロク田中


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