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2007/7/5(Thu)

 ここ何年もあまりに低い的中率の紅白穴予想です、今年は3割目指してお送りします(ちと弱気)。白組からなんですが…先日も書いたようにあまり目立った動きが見当たらないんですよねぇ(赤組にも言える)、まぁ言い訳はさておきまずは東方神起。韓国出身で日本でも活躍しているグループです、だいぶ沈静化を見せてきた韓流ブームですが今年はありそうな予感がします。続いてFUNKEY MONKEY BABYS、ここ数年入れ替わり立ち替わりのヒップホップ枠からは彼等かと。ここのDJのケミカル氏はなかなかいい味をだしています、また今年の曲ではないですが彼等のデビュー曲のジャケットには偶然の副産物がありました。当時はタレントとして活躍していた現宮崎県知事の東国原英夫氏(まぁそのまんま東ですな)が起用されていました。今年の上半期みのもんたの次にテレビに出まくっていた同氏からの応援メッセージなんて来たらかなりの話題になるでしょう。続いて小田和正、今年引っ張り出す最後のチャンスです。現在放送中の連続テレビ小説の「どんど晴れ」の主題歌を歌っています(9月で終了)、中島みゆきの時のように中継枠でありかなと。最後に懐メロ枠です。ここは実は悩みました、2組考えていたのですがあえて博打にでます(この企画自体が博打以外の何物でもないが)。ズバリ槇原敬之です、往年(と言うのも失礼ですが)のヒット曲を多数持っている彼ですが曲も限定します。それは「世界に一つだけの花」です。言わずと知れたSMAPの代表曲ですが作者は槇原氏です、この歌のおかげで「オンリーワン」という言葉が隠れた定番の文句となったと思います。さて、3組予定と言いつつ4組となりました(赤組も合わせます)来週は懐メロ予備軍の回ですが赤組を引き続きお送りし残り2週で毎月恒例の企画をお届けします(ちなみに迷って切った懐メロ枠はTHE 虎舞竜でした)。
ロク田中


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2007/7/12(Thu)

 先週に引き続き紅白穴予想、今週は赤組です。こちらもちょっとピンと来る人は少ないのですが4組の予想で。まずは中川翔子、言わずと知れた新ブログの女王である彼女はバラエティーのイメージが大変強いですね。しかし歌にも力を入れていて先日出した曲がチャート3位に入りました。それだけならここには推挙しないのですが候補に挙げる強い理由があります。それはこの4月から林家正蔵師匠と演芸番組の司会をしたり月1で放送の他のバラエティー番組にほぼレギュラー出演したりとかなりNHKに貢献しています。えなりかずきまで紅白に出したのですから(曲はヒットしていなかった)有っても不思議ではありません、ヲタの獲得も見込めそうですし。続いてはクミコ、シャンソンなどを歌い今年デビュー25周年を迎える彼女は団塊のカリスマとも呼ばれています、演歌を除けば大人の聞ける歌がない紅白と最近は言われていますし今年は2007年問題と言われ何かと団塊の世代が注目されています、1つのキーワードとして有りかなと。3組目はチャットモンチーです。徳島県出身の彼女達、去年のmihimaru GTのように派手な大ヒットを飛ばしているわけでは無いですがきそうな気がしてます。最後に懐メロ枠、赤も2組迷いましたがあえて大黒摩季で勝負します。ビーイング勢特有の傾向からか以前はほとんど露出がなかった彼女を最近稀にテレビで見かけるようになりました(しかもバラエティー)、今年は坂井泉水さんが亡くなったということもありその思い出の語り部として有りそうです(ZARDの曲を歌うわけではない)。どうもいまだにチャートだけを追いかけているとどのくらいの爆発度か分からない人達もいますが今年はこんなところで(ちなみに迷って切った懐メロ枠は渡辺真知子でした、何度も出てるし)。
ロク田中


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2007/7/19(Thu)

 CDバブルがどんどん加速していく92年、今回はKIX-Sです。女性の2人組でこの年「また逢える…」がヒット、その後も立て続けにヒット曲を出し人気アーティストとなりました。このKIX-Sはヴォーカルとギターのユニットで当時はなかなか斬新に見えました。それまでの女性2人組というと純粋な歌物(楽器無し)か両方楽器を持っているか(フォーク系に多し)とほぼ相場が決まっておりました。おそらく「スポットの当たり方に差が出ないように」的な配慮(実際そんなことは無いのだが)があったのかもしれません。この2人は当時ビーイング所属でした、こう書くと勘の良い方には御理解いただけたと思います。すでに成功し栄華を誇っていた(継続中)B'zの女性版を狙っていたのでしょう、この事務所はコンセプトが先にありき的な売り出し方をしますがなかなかの成功例だったと言えますね。ところで彼女達への世間の認識というのはやはり一発屋なのでしょうか?僕はこのコラムでよく一発屋という言葉を使いますがちょっとその定義について考えてみたいと思います。純粋な一発屋というのは文字通りその一曲しかヒットが無いという人(達)のことを指します、もちろん多く存在しています。意外と混同しがちなのがヒット曲はそこそこあるのにある特定の曲の印象が強すぎてメディアも含め他の曲が取り上げられずに結果その曲以外が忘れられてしまう人達です。多くは世間がその人を思い描いた時に出てくるイメージが合致した場合に陥りやすい傾向にありますね(特にバラードに多し)、それでもまだ1曲だけでも印象に残る曲を生み出せただけでもアーティスト冥利につきるのかもしれません(KIX-Sのことを言ってるわけではない)。もっともそこそこヒットしたと言ってもAは100万枚Bは10万枚なんていうのでは話になりませんが。
ロク田中


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