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2007/2/1(Thu)

 最近土曜日は深夜まで起きていることが多くなりました。音楽関係の番組も多く情報収集して勉強しています(と言っても酒飲みながら)。先日もある歌番組を何気なく見ていたら突然マナカナ姉妹が登場しました。司会がお笑いコンビだったので「歌とは関係無いゲストなんだな」と一人で合点していたら歌いだすではありませんか。随分昔にアニメの主題歌を歌ったことがあるのは承知していましたが今回はタイアップ物では無さそうで曲もかなり良い感じでした。二人はバラエティーで活躍中でおすぎとピーコと双子タレントとしては日本で1、2を争う知名度です(チョット!チョットチョット!)。子役時代にNHKの連ドラで人気となりましたがその後の女優業は目立った作品はありません。これは起用する側も双子として常にセットでなければとの感があるためでしょう。今回再び歌手活動に目を向けたのであればこれからの彼女達へ大きな可能性を開いたように思いますね、バラエティーで見せる双子ならではのシンクロも歌の世界では大きな武器に成り得ますし。今回の曲は静かな曲で彼女達の清潔感のあるイメージによく合ったものとなっています。また、それに応えるような彼女達の歌唱法も好感が持てますね。さて成人式を迎え大人の仲間入りをした彼女達、今後コンスタントに歌を出すにしてもヒップホップやロックは避けたほうが良いでしょう(余計なお世話だとは思いますが)。もちろん「ふたりっ子」のマナカナのイメージから脱却するにはいいチャンスです(今回のユニット名は茉奈佳奈)。しかし、それ以上の冒険はもう少ししてからでも良さそうですよ(世間もそこまでは望まないでしょうし)。「二月のわた雪」というタイトルの今回の曲、ぜひ覚えてカラオケで一人茉奈佳奈に挑戦しようっと(映像が無いと区別がつかん…って有ってもつかないかも?)。
ロク田中


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2007/2/8(Thu)

 まずは前回の訂正から、茉奈佳奈の曲はタイアップでした。さて、今回は1986オメガトライブ(というよりカルロス・トシキ)です。まずは略歴から、杉山清貴&オメガトライブとしてデビュー、立て続けにヒットを飛ばしますがヴォーカルの杉山清貴のソロ活動専念により解散、2代目ヴォーカルとして今回の主役を入れリニューアルしました。売り上げ的なピークは前年の86年でしたがこの年もヒットを連発させます。言うまでもありませんがヴォーカルはそのグループの顔です、そのグループのイメージが大きく左右されると言っても過言ではないでしょう。過去を思い出してもヴォーカルを変更してその後もヒット曲を出したグループはそう多くはありません、このカルロス・トシキがアイドル的な人気を得たのが引き続き売れた理由でしょう(おそらくオメガトライブの力を借りてデビューさせたのでは)。バンドのヴォーカル以外のメンバーというのは思ったより低い認知度である場合が往々にしてあります。どのバンドもそうだとは一概に言えませんがファン以外はヴォーカル以外のメンバーの名前を知らないなんてこともあったりします。もちろんそのヴォーカルを生かしていくのは後ろのメンバー達なのですから少し不公平な気がしてしまいますねぇ。確かに1つのユニットとして把握しているケースが多いため聞き手側にはそんなに必要ない情報なのかもしれませんがヴォーカルが代わると大変なニュースになるのに後ろのメンバー交替はニュースにこそなれ次第に忘れられてしまいます。演奏者によって微妙に音も変わったりすることもあるのでもう少しスポットを浴びてもいいように思うのですが(と言っても僕のような楽器素人には解りませんが)。ではなぜ今回はカルロス・トシキ単独でOKなのか?名前こそオメガトライブと付いてますが杉山清貴時代とは完全に方向性が変わり完璧にバックバンド的な感じに当時から見えていたためです。オメガトライブはできれば杉山清貴のほうで見たいですしね(数年前にちょっと再結成したな)。
ロク田中


<< オマージュ or・・・ >>


2007/2/15(Thu)

 去年暮れの有馬記念というレースで有終の美を飾ったディープインパクトとという歴史に残る名馬が引退しました。競馬ファンのみならず普段は競馬に興味がない方でも知っていたというアイドル的存在の馬でした。同馬に敬意を表してか北島三郎ファミリーの和田青児という人が「翔んでディープインパクト」という曲をリリースいたしました。余談になりますが総帥の北島三郎氏は自分で何頭も馬を所有するほどの競馬好きであります。それはさておき過去名馬と呼ばれた馬は何十頭といましたが歌まで作られたのはほんの数頭しかおりません。元祖アイドルホースのハイセイコー、悲劇の名馬テンポイント、二代目アイドルホースのオグリキャップと今回のディープインパクトです(あっ!ハルウララを忘れてた)。それぞれの経歴は周りの競馬ファンにご確認願うとして問題にしたいのはこれが純粋な気持ちから出たものかということ。なるほど、ハイセイコーに騎乗した騎手が歌いこの手の企画の先駆けとなった「さらばハイセイコー」は多少の仕掛けはあれ純粋なものだったのでしょう(実際2曲目の「ハイセイコーよ元気かい」は売れず)。次のテンポイントは競争中のケガがもとで命を落とすことになったのでこれも仕方ないとも言えます(残念ながら二番煎じ感は否めませんが)。その後のオグリ、今回のディープはどうも「さらばハイセイコー」の夢よ再びという気がしてなりません。ディープで言えば武豊や関係者が歌うからいいとかいう問題ではなく競馬ファンの多くはそこまでを望んでいないということです。全レースを記録したビデオ(今ならDVD)などは記念に持っておきたいというファンも多いでしょうが。えっ?僕はどうなのかって?聴かずに書いたらこのコーナーの名折れ、もちろん聴きましたよ!(こうして術中にはまる)
ロク田中


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