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<< 産業革命 >>


2006/3/2(Thu)

 「Mi」という女子3人組のバンドが12ヶ月連続でシングルをリリース(…)第1弾が発売されています。「倖田來未の真似?」と思われるかもしれませんが大きく違うところが2つあります。1つは全曲カヴァ−であること、もう1つはインターネットでの配信のみであることです。第1弾のリンドバーグやGO-BANG'Sと懐かしいアーティストからセンチメンタル・バスやヒステリック・ブルーとつい最近のように感じる人まで90年代にこだわった選曲で彼女達の原点なのでしょう(ただの知名度狙い?)。むしろ興味深いのはCD発売をしないということです。最近は周辺機器が揃っていれば音源を購入する必要がないことは承知しています、携帯電話でも「着うた」機能があれば音楽配信を受けられますしね。今までも配信元が目をつけていた例はありましたがアーティストサイドからの挑戦がどうなっていくのか楽しみです。この方法が定着するとメジャーにこだわる必要性すらなくなるかもしれませんね。ただ僕のようにパソコンも無く着うた対応でない機種の人種は一体どうしたら… (
そろそろ機種変更しないと時代についていけなくなりそうだな)
ロク田中


<< ロク流代表曲 >>


2006/3/9(Thu)

 今回は原田知世です。薬師丸ひろ子、渡辺典子とともに角川三姉妹と呼ばれ多くの映画で主役を演じ主題歌をヒットさせました。メディアミックスを有効に利用した彼女の代表曲、普通に考えれば「時をかける少女」で異論はありません。彼女のイメージはおとなしめの可愛らしい女の子、それは映画の中でも変わることはありませんでした(脱アイドル時に微妙に変化)。映画のイメージ、歌詞の内容に加え本人出演のCMソングと三拍子揃った非の打ちどころがない歌を今回の代表曲と認定しました。それは「愛情物語」です。薬師丸ひろ子主演で映画化された作品をテレビドラマ化した番組を経て映画「時をかける少女」で一躍トップアイドルに、その次の作品がこの「愛情物語」でした。清涼飲料水のCMでも流れ彼女の人気を不動のものにした曲でもあります。前出の「時をかける少女」、本作、チャート1位を獲得した「天国にいちばん近い島」とその声質と歌唱法をいかした三部作と言ってもよいでしょう。さて、その清涼飲料水である「キララ」、仙道敦子の「サスケ」とともに復刻しないかしら?(なお次回は渡辺典子ではありません、念のため)
ロク田中


<< 時代の終焉 >>


2006/3/16(Thu)

 浜崎あゆみの新曲がチャートトップになりました、通算26作目のトップでそれまでの松田聖子を抜いて女性アーティストの頂点に立ちました。また槇原敬之もアルバム総売り上げでそれまでの井上陽水の記録を抜き男性ソロアーティストでNo.1となるなど平成デビューのアーティスト達の時代に突入しましたね(まぁ、もう平成も18年目だし)。 その他の記録を調べてみてもB'zや宇多田ヒカル、KinKi Kidsなどが名を連ね昭和のアーティストの持っている記録(言い方を変えれば昭和時代に達成された記録)を見つけるほうが珍しいほどです、昭和という時代に音楽シーンに目覚めたものとしては時の流れを感じます。しかし考えてみるにこれらの記録に大きく貢献しているのは他ならぬ僕等昭和40年代以降に産まれた世代であることも事実です。昭和時代には学生や子供でレコードやCDをなかなか購入できませんでしたが平成に入り収入を得るようになって欲しい曲を比較的容易に買える状況になったと言うところでしょう。後は「およげ!たいやきくん」の持つ歴代シングルセールスと「恋の季節」の持つ1位在位記録が抜かれたらいよいよ昭和も終わりかなぁ…
ロク田中


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