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<< 絶対安定多数 >>


2006/2/2(Thu)

 B'zの新曲「衝動」がまたまた1位を獲得、1990年の「太陽のKomachi Angel」から続く連続1位記録を更新しました。今回もWaTやGackt、倖田來未(…)ら強力メンバーを抑えてですからさすがです、もう彼等と同じ週に新曲リリースをするアーティストは犬に咬まれたと思ってトップはあきらめたほうがいいかもしれません。B'zに限らず新曲を出せば必ずトップに立つというアーティストはまだまだいますが15年もの永きにわたって維持していることは称賛に値します。このクラスの人たちに共通することは一部のファン(割合はバラバラですが)と多くの一般層が占めています。僕も人のことは言えないミーハーですがそろそろ考えかたをあらためなければいけない時期にきているかもしれません。曲も聴かずに購入してしまうという行為はそのアーティストに対する信用と期待の現れです。しかしコレクターに近いファンとかでない限りは吟味することも必要ではないかと思うようになってきました(レンタルとかで済ますとかって意味でなく)。本当に欲しいと思えば何回か聴いても購入するでしょうしね。なるほど、そういう見方もあるのか、僕も気をつけねば。
ロク田中


<< ロク流代表曲 >>


2006/2/9(Thu)

 今月は2つのファミリーを検証します、今週は「欽ちゃんファミリー」です。人気コメディアンの欽ちゃん、たくさんの冠番組を持っていて多くの世間的には無名なタレント(素人含む)をスターに育てました。当然のように歌手デビューをした人やユニットも多くヒット曲もたくさん残しました。そんな「欽ちゃんファミリー」から僕の選んだ代表曲は風見慎吾の「僕 笑っちゃいます」です。なるほど、「イモ欽トリオ」か「わらべ」から選ぶのが定石でしょうが理由を御説明いたします。まず第一の理由としてはクレジットに本人が出演していた番組内のユニット名があること(たとえ形だけでも)、もう1つの理由は欽ちゃんの最大のコンセプトである素人っぽさを一番発揮していた曲だからです。おそらくこの曲に匹敵するのは2代目フツオの入ったイモ欽トリオの「ティーンエイジ・イーグルス」ですかね。さて、最近は芸能活動以外でも話題をふりまく欽ちゃん、ゴールデンゴールズの片岡選手のCD発売の予定とかは…
ロク田中


<< 梅は咲いたか・・・ >>


2006/2/16(Thu)

 堂本剛の変名であるENDLICHERI☆ENDLICHERIの「ソメイヨシノ」がヒット中です。森山直太朗の「さくら(独唱)」がヒットして以来ここ数年いろんな桜をモチーフにした歌が毎年ヒットしていますがついに種類まで特定されてしまいました。日本の国花である桜は咲く季節とパッと散る咲き方で卒業など別れのイメージを表すのに効果的な手段として多用されてきました。夏の「海」や冬の「雪」と並んで題材にされるベスト3と言ってもいいでしょう。しかし、だからこそ固定イメージを拭いさることができないのも事実です。「桜」=「花見」=「ドンチャン騒ぎ」という人よりも「桜」=「儚さ」=「別れ」の連想をされる人のほうが多いでしょう。どれだけ固定観念を覆し新鮮なイメージを植え付けられるかは作り手のセンスと技量にかかっていますね。ところで古来は桜より梅のほうが歌に詠みこまれることのほうが多かったのですが誰か梅をモチーフにしたヒット曲を出さないかしら?
ロク田中


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