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2005/8/4(Thu)

 あ〜、耳について離れないよ、SMAPの新曲。今回のこの曲は俳優や脚本家として活躍している宮藤官九郎が作詞したことでも話題です。最近に限らずですがアーティステ本人が作詞、作曲することは珍しくありません。しかしそれより以前には職業作家に委ねるケースが当たり前でした、門外漢の人が作るケースは以外と少なかったようです。例えば作家や俳優のような人で作詞した有名な例は関口宏、石坂浩二、五木寛之といった面々が思い出されます。確かに企画先にありきの感は否めなかったりすることもありますが、なかなかどうして素晴らしい詞を残していることもあります。意外と職業としての作家さんにはない自由な発想があったりしますよ(職業作家さんはわざとやらない部分は多いけどね)。そういえば現長野県知事の田中康夫氏も作詞にチャレンジしていましたね(もちろん企画物)。
ロク田中


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2005/8/11(Thu)

 今月まず最初に取り挙げるのは菊池桃子です。この人は大変不思議なアイドルでした。いわゆる賞レースというものには参加せず(曲はコンスタントに出す)、アイドルの“お仕事”とも言える水着グラビアもほとんどやってなかったはずです。だからといって中森明菜のような硬派路線なわけでもない、それでいてトップアイドルの座に君臨していました。そんな彼女の代表曲は「卒業」なのでしょう。季節限定物というのは非常に効果的です。卒業だけでなくクリスマスやバレンタインデーなど毎年必ず訪れるイベントはその時期になるとそれをテーマにした曲がオンエアーされるからですね。彼女の不思議をもう一つ。お世辞にも実力派とは言えませんがバラード系に名曲があります。実は僕的には「卒業」よりも「もう逢えないかもしれない」を推してもいいくらいでした。そういえば当時「MOMOCO」という雑誌がありました。彼女とは全く関係なかったのですが偶然の一致で話題になりました。次回はモモコつながりで。
ロク田中


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2005/8/18(Thu)

 先日友達にどうしてもと泣きつかれ田山雅充という人のライブを見にいきました。ご存じないかたも多いでしょうが昭和50年頃に「春うらら」という曲をヒットさせたフォークシンガーです。僕も不勉強のため知らず「まぁ、付き合いだしいいかぁ」くらいの軽い気持ちで見にいきました。30人も入れば一杯のイベントホールでの生声、生ギターのライブでしたが想像以上に堪能できすっかりファンになってしまったほどです。演奏の上手さ、歌唱力はもちろんのことですが当時の業界裏話等を交えたMCも面白く「さすがにプロは違うなぁ」と感心させられました。この話を音楽をやっている知人に話したところ自分もMCには力を入れていて他のアーティストでどんなに演奏が上手くともMC下手は興ざめするそうです。もちろんお笑い芸人ではないし個々のスタイルの違いもあるでしょうが納得させられました。ところで、ステージが終わった後で友人(ちなみに同級生)が「知ってるだろ?」と聞いてきたのですがゴメン、その頃はピンクレディーにしか興味がなかったので…
ロク田中


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