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<< 相乗効果 >>


2005/6/2(Thu)

 GLAYとEXILEがコラボレーションするCDが来月発売されるようです。現在の音楽シーンの頂点にたつ2組の共演ということでかなり話題を集めそうですね。この手のコラボレーションはそれぞれのファン+浮動票を獲得できるためにかなりの売り上げが見込めます。 今回はそれほど異色の組み合わせではないですが歴史を紐とけばかなり異色の組み合わせもありましたね、例えば忌野清志郎と坂本龍一、細野晴臣+清志郎(また!)+坂本冬美のHIS(今年限定復活予定)、氷川きよし+中村玉緒などが思いつきます。コラボ物は大体どちらかに遠慮して歌う比率が偏る傾向にありますがその意味でも今回のユニットは大変楽しみです(まぁEXILEがGLAYに遠慮するわな普通)。今後結成されるかもしれないユニットで今から期待しているのが「SAYAKA」と「day after tomorrow」のギターの噂のユニットですね(ぎゃふん!)
ロク田中


<< ロク流代表曲 >>


2005/6/9(Thu)

あ〜結局買っちゃったよ松田聖子のDVDボックス、まぁ25周年だしいいかぁ…というわけで今回はついに(?)松田聖子にせまってみましょう。この人を検証するのは大変難しいですね、ですから2週にわたってお届けします(今月は5週まであるし)。さて世間は何を思い浮かべますかねぇ、「青い珊瑚礁」、「赤いスイートピー」、「SWEET MEMORIES」後は「あなたに逢いたくて」でしょうか。インパクトやセールスの面を考えてもほぼ妥当な評価でしょう。さて松田聖子鑑定歴25年(また言ってる)の僕が思っている代表曲ですがズバリ「赤いスイートピー」です。あ〜松井稼頭央の打席ばりのブーイングが聞こえてくるようですねぇ、全シングルを列記して1つ1つ検証していってもよいのですが半年分くらいかかりそうなのでここは消去法でいきましょう、と、ここで来週へ続く。
ロク田中


<< 検証再開 >>


2005/6/16(Thu)

 今回は少し文章が長くなりますがご了承下さい。さて、まず一番に落選するのが「あなたに逢いたくて」です。これはかなり後の「アーティスト聖子」になってからの曲ですので「アイドル聖子」の代表曲には成り得ません、次に「SWEET MEMORIES」アイドル時代の最高セールスを記録した曲ですが元々は「ガラスの林檎」のB面でした、CMに使われて人気がでたことにより両A面の扱いにはなりましたが。確かに「ガラスの林檎」というレコードのセールスの7割はこの曲のおかげですがやはりB面ということで落選です。続いて「青い珊瑚礁」聖子を世に知らしめた2枚目のシングルですが(デビュー曲はあまり売れず)いかんせんトップにはなっていません(チャート1位の連続記録が始まるのは次の“風は秋色”から)、残念ながら落選です。残った「赤いスイートピー」実はこの4曲の中ではセールス的には一番下に位置します。それまでの彼女のファンは9:1くらいの割合で男性が占めていました。しかしこの曲で6.5:3.5くらいに女性ファンが増えました。「ぶりっ子」という烙印を捺されてともすれば女性に好かれていなかった(でも気にはされてた)彼
女がポスト山口百恵の座を勝ち取った曲と言えます。以上の検証に基づいて「赤いスイートピー」を代表曲と認定いたします。最近は娘のSAYAKAとの確執が噂される彼女、若貴兄弟と違い話題作りのような気がするのは僕だけかしら?
ロク田中


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