ホーム > 聴きましたよ。 > 2005年5月(4)


<< 幕開け >>


2005/5/5(Thu)

 少し前の話ですが高橋瞳の「僕たちの行方」がチャート初登場1位を獲得しました。デビュー曲の初登場1位は史上3人目で(過去2人は近藤真彦と内田有紀)平成生まれの最初の1位という輝かしい記録を達成しました。平成も今年で17年、元年生まれの人達も16歳と義務教育を終了していますね。リーダーの急な脱退で揺れるあのグループの新メンバーも12歳の中学1年生ということで確実に新しい時代の足音が聞こえてきました。昭和という時代は長く続いたため区切りに西暦の年号を使用していましたが名前が違う元号は大変違いがわかりやすいです(それゆえ衝撃も強い)。これから音楽に限らず様々なジャンルで平成生まれが活躍するようになるでしょうねぇ、平成最初の成人式を迎えた世代としては年を感じざるを得ませんなぁ…
ロク田中


<< ロク流代表曲 >>


2005/5/12(Thu)

 しばらく女性が続いたので今月はまた男性を、今回はチェッカーズです。ある特定の世代には「あの娘とスキャンダル」や「ONE NIGHT GIGOLO」が印象に強いかと思います(相当のCX好き)。女性の松田聖子と並んでファッション面でも一大ブームを巻き起こした彼等、でも世間の印象はこの曲じゃないでしょうか?それは「涙のリクエスト」です。この企画を立ち上げる段階で決めたことがあります。「冷静な目」で「客観的」に「好き嫌い」を度外視して判断しようということです。最初はアイドル的要素が強かった彼等、シングル曲も職業作家の人に頼んでいました(例え事務所の方針でも)。中期以降メンバーが作詞、作曲に携わるようになり独自の色を出し始めました。ただ少々音楽的偏差値が上がったせいかミーハーファンは離れていったように思われます。後期の曲も初期に負けないくらいの名曲もあるだけにちょっともったいないですね。そういえば数年前に藤井兄弟がくんだ「F-BLOOD」ってユニット、もう誰も覚えてないよなぁ…
ロク田中


<< チェッカーズ続き >>


2005/5/19(Thu)

 先週尻切れトンボになってしまったので今週はこの企画初のヒッパリでお届けします(来週も予定通り代表曲です)。彼等のデビュー当時のコンセプトは「アメリカングラフィティ&50's」、その流れを受けた職業作家のイメージ戦略は見事でした。特に初期においての「ギザギザハートの子守唄」と「涙のリクエスト」の果たした役割は大きいでしょう。そしてその集大成ともいえる「Song for U.S.A.」が代表曲と位置付けられると思います。実際この曲の次の「NANA」からメンバーが曲を作るようになりましたし、「アーティスト」にスライドするために「アイドル:チェッカーズ」を封印したけじめの曲といえましょう。ちなみにあえて後期からも選ぶとすれば「夜明けのブレス」よりも「I Love you,SAYONARA」とします、メンバーの死去などにより完全な再結成がもう見られないのが本当に残念です。
ロク田中


 [前の3日表示]   [聴きましたよ。]   [次の3日表示] 



- 01 -