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<< 確実性VS意外性 >>


2005/2/3(Thu)

 今回は今月末に発売されるカヴァー曲2つについて取りあげます。すでにCMでおなじみですがキンモクセイがRATS&STARの「夢で逢えたら」をカヴァーしました。初めて曲を聴いた時に「ついにやったか…」と興奮してしまいました。この曲の作詞、作曲は大瀧詠一でキンモクセイはこの人を意識した曲を作ったことがあるほどリスペクトしています(七色の風)。言ってみればカヴァーをするならこの人の曲しかないというくらいのハマリ役で今まで聴いたカヴァー曲の中では一番違和感がありません。もう1つは及川光博の「愛のメモリー」。原曲は松崎しげるですがよりによって何故この曲をカヴァーしたのでしょう?松崎しげるの張り上げる歌い方に対し、からみつくようなミッチー節とまるっきり真逆のタイプなのに。結構アーティスト“及川光博”は嫌いじゃないしもうちょっと合う曲もあったろうに…でも実験としてわざとこの曲を選んでいたとしたらなかなかやるなぁ。
ロク田中


<< ロク流代表曲 >>


2005/2/10(Thu)

 先月は女性2組を取りあげたので今月は男性を2組。今回は少年隊の代表曲を検証します。ジャニーズ事務所というところは実に上手い売りだし方をしますね。次のデビュー候補を先輩の後ろで踊らせ世間の評判が上がってきた頃に満を持してデビューさせるという手法です。だからこそデビュー曲が一番インパクトがあったなんてグループのほうが多い気がします(SMAPはかなりの異例)。この少年隊もデビュー曲の「仮面舞踏会」の印象がかなり強く残っている人も多いでしょう、カラオケで今でも歌われることもありますし(他の曲はあまり聞かない)。彼等には「君だけに」や「バラードのように眠れ」という佳曲もあるのに(別に仮面舞踏会が悪いわけではないですが)。セールス的にもこの曲が一番ですしね。ところでデビュー曲のインパクトの強かったジャニーズ達を皆さんも思いだしてみて下さい。ほらほら“The Good-Bye”とか“忍者”とか“嵐”とか…(おっと嵐は現在進行形か)
ロク田中


<< 臨機応変? >>


2005/2/17(Thu)

 先日、NHKの昔の番組が見られる施設に行ってきました。たまたま1981年のある週の「レッツゴーヤング」を発見し、前から気になっていたことを確認するために視聴しました。何を確認したのかって?、松本伊代の“センチメンタル・ジャーニー”って歌詞を変えてオンエアーされていたってことです。何で今更20年以上前のことを?と思われるかもしれませんがここ数年疑問に思っていることがあるんですよ、「何で“センチメンタル・ジャーニー”はダメで“LOVEマシーン”や“マツケンサンバ”は良いのか?」ってことをね。確か伊代ちゃんの時は個人の宣伝になるって理由でNGだったのでは?昔はオンエアー中のCMソングなんて頑に放送されなかったし。以前より規制が緩和されたのだろうと理解はしてますが目に見えるように「ここまではOK、ここからはNG」ってのを公表してほしいものですね(僕が知らないだけかもしれないけど)。
ロク田中


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