ホーム > 聴きましたよ。 > 2004年11月(4)


<< イメージチェンジ >>


2004/11/4(Thu)

 鬼束ちひろが約1年ほどの休養を経て新曲「育つ雑草」を発売しました。休養前の彼女は文学的とも言える詞を耽美な旋律にのせて独特の世界を構成していました。さて、待望の新曲ですがなんとロック!これにはビックリしてしまいました。ところがこれが思ったよりも悪くない、詞も相変わらずの鬼束節でしたしね。どういう心境の変化があったのかは解りませんが珍しい成功例となったと思います。たいていは今までのいいイメージをぶち壊して「うわっ!勘違い!」となるのが関の山でしたからね。今後もロック路線でいくのか、今までの路線に戻るのかはまだ解りませんが新たな一面を発見できて収穫でした。しかしホントに何があったのかしら?今更アイコや林檎を意識したわけじゃないだろうし…
ロク田中


<< 鬼が笑う? >>


2004/11/11(Thu)

 先月末の回(河合奈保子の話)で「世間の考える代表曲」という話に触れました。僕の中でも「この人といえばこの曲」という認識は大体世間の人と変わらないと思っていました。ところが色々聞いてみると実は若干ずれているのかもという不安が…特に自分がシングル偏重気味のここ数年で拍車がかかったように思われます。例えば宇多田ヒカルの代表曲と聞かれたら間違いなく“Automatic”と答えるとかね(たぶん世間は“First Love”)。別に人に合わせることはないのですがあまりにもずれが激しいと「そんなにセンスないかしら?」と気になります。サザンは“TSUNAMI”より“いとしのエリー”、ドリカムは“未来予想図II”より“LOVE LOVE LOVE”などね、単純に好き嫌いといえばそれまでですが。そこで満を持した企画「私的代表曲」を来年よりの月末企画に予定してます(年内は名曲?アルバム)。とりあえず80'sアイドルからを予定してますのでお楽しみに。
ロク田中


<< ブームに便乗? >>


2004/11/18(Thu)

 今年はヨン様に始まりヨン様に終わりそうな一年ですねぇ。言うまでもなく大人気だったドラマ「冬のソナタ」の主人公だったペ・ヨンジュン、最近ではなんでも“韓流ブーム”とかで彼だけでなく人気俳優が四天王なんて呼ばれています。それにあやかってか日本デビューを果たす韓国人アーティストが増えました。昔はチョー・ヨンピル(元祖ヨン様)やケイ・ウンスクなど演歌が主流でしたが最近は J−POPに対抗してK−POPと呼ばれるジャンルも登場して盛り上がっています。民族音楽のようなものは別としてロック、ポップスの海外物は欧米という風潮に一石を投じるためにも単なるブームに終わってほしくないですね。欧米での日本人アーティストの立場を考えると特にそう思います。ところで欧米のアーティストを日本に紹介するときのコピーってなんとかなりませんかね、「アメリカの浜崎あゆみ」とか「イギリスの宇多田ヒカル」とかどうせ向こうでは知られてないのに…
ロク田中


 [前の3日表示]   [聴きましたよ。]   [次の3日表示] 



- 01 -