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<< 不思議な魅力 >>


2010/11/11(Thu)

 最近はドラマや映画の宣伝だけでなくアーティストが新しいアルバムを出した時などもテレビに出倒します、先頃は“いきものがかり”がベスト盤を発売したということで頻繁にメディアに登場していました。年々若者向けのアーティストに疎くなっていく昨今で僕が唯一とも言えるほど新曲をチェックするアーティストとなっています。移り変わりの激しいチャート業界でここ数年は確実にトップ集団に君臨するようになってきた彼女達、ちょっと不思議な存在でもあります。本家以降数多く登場した「女性ヴォーカルに演奏メンバー2人」という“ドリカムスタイル”の中でも近年一番の出世頭と言っても過言ではありませんが彼女達が売れ続ける理由をつらつらと考えてみても明確な答えが思いつかないのです。かなりの主観が入っていることを前提に置いて考察結果を発表いたします。自分自身と世間との乖離があったことも否定しませんがまず去年までは誰もが知っている代表曲というものがありませんでした、なるほどタイアップ起用が多いこともあり発売曲はそこそこヒットするものの大ブレイクと言われるとイマイチ首をかしげる部分があったのも事実です。楽曲が分かりやすすぎるくらいのメッセージ性があるかというとそこまででも無いし他の追随を許さぬほど圧倒的な歌唱力かと言われるとちょっと違う、それまでも多く存在した“ポストドリカム”のうちの一組だったというのが僕の認識です。昨年NHKの合唱コンクールの課題曲となった曲で知名度が若者以外にも広まり今年の「ゲゲゲの女房」の主題歌でその地位を確固たるものにしたと考えます。もっともこれは広い一般層を対象にした場合で若い人達にはそのキャッチーな楽曲が支持されているのかもしれません。ちなみに僕が彼女達を支持する理由、それはヴォーカルの吉岡聖恵の“程良い”ルックス(もちろん褒め言葉です)以外の何物でもありません。

ロク田中


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