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2009/09/24(Thu)

 近頃更新が遅れがちになり申し訳ありません、今月はずっと企画になってしまいましたが今回は15年程前に一部で人気を博したアニメソングを取り上げます。当時もすでにアニヲタと呼ばれる人達が存在していたのですがそこで話題になっていた「BLUE SEED」というアニメの主題歌であったTAKADA BANDの「カルナバル・バベル」です。「本編の内容とは関係ありません」と言わんばかりのタイアップ曲が多い中ではかなり異彩を放った曲で一部アニメファンの間では注目されていた曲でした。ここ数年気になっていることなのですが毎週のようにアニメ絡みの楽曲がチャート上位にランクされています、主題歌やエンディング曲だけでなくアニメのキャラ(当然声優)が歌っている設定のものや声優自身の歌うアニメとは関係の無いオリジナル曲などその様相はずいぶんと変わってきました。特に世のCD不況の中においてはジャニーズと双璧と呼べるくらい確実な収益を見越せる市場となっています、もちろんテレビで見たことのあるアニメ(自分も見ている)もあるのですがその多くは美少女物と呼ばれるもので深夜にやっている物かオリジナルビデオ(DVD)物だったりします。以前にもアニメ=子供向けという概念はとうに崩壊していることについては触れましたがちょっと考えさせられることがあります。毎年様々なアニメがファンの中でブームとなります、流行という観点から見れば当然のことです、しかしその中で未来永劫語り継がれるものがどの位あるのかは甚だ疑問です、これは楽曲のみならずアニメ自身にも言えることです。後の歴史が判断する事なのでしょうがこれからの世代に継承されるかもしれないものはいくらあるのでしょうね、まぁアニメの殿堂とやらが出来れば事情は変わってくるとは思いますが。

ロク田中


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