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<< ノー盛り上がり >>


2009/06/18(Thu)

 今年の上半期もそろそろ終わろうとしています、僕があまり食指が動かなかっただけなのかもしれませんがこんなに巷で話題になる曲が少なかったのも珍しいです。もちろんそこそこ売れていたりチャートを賑わしていたりというのは例年と変わらないのですがメディアでの取り上げ方や登場の仕方でその曲を聴かない層でも名前くらいは知っているというアーティストや曲が目立たなかったように感じられます。昨年のこの時期は既にジェロや青山テルマ、羞恥心等が巷を席巻していましたが今年はそこまでの爆発力を持った新顔(そこに限るわけでは無いが)は見受けられませんでした。秋元順子がロングセラーとなり氷川きよしを除いた演歌・歌謡曲系で久々のトップに立ったことと昨年NHKの合唱コンクールの課題曲だったアンジェラ・アキの「手紙〜拝啓 十五の君へ〜」がやはりロングヒットとなったことくらいしか記憶に残っておりません。7月の定番ネタである紅白大穴予想の現在絞り込みに入っているところなのですが(絞り込んで外していれば世話無いが)当確組と言いきれるニューフェイスすら今年は思い当たらないのが現状です。毎週ある程度チャートはチェックしているのですが若手のジャニーズ系にアニメ系とおそらく紅白には出なかったりどこまで売れているのか不明なヤング向けのロック、ヒップホップ勢がチャート上にあまりにも多いのも一因となっています。ごく一部を除けばドラマ視聴率も低迷していて大ヒットに結びついている曲も少なかったりと(上半期の売上は“嵐”のワンツーフイニッシュ)悲観的要素ばかり挙げてしまいます(トドメにCDセールス不況が重なっているし)。このまま行けば上半期に一番世間を賑わした曲は先日取り上げたJOURNEYの「SEPARATE WAYS」となってしまうかも。

ロク田中


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