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与野党逆転?
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2009/4/16(Thu)
いつぐらいからでしょうか、ヒットチャートを見渡していてある異変に気付くようになったのは。なかなか上位にこそランクインされることは珍しいですがここ10数年来かなりサブカル指数の高そうなアーティストが多くデビューするようになっています。少し前まではそれでもシングルはわりかしミーハー層にも受け入れられやすいもので勝負をしていたのですが昨今の人達はズバリ直球勝負を仕掛けてきてなかなかの気概を見せてくれます、もちろんチャートに登場するということはかなりの数の支持者がいるということであり僕のようなミーハー街道一直線な者にとっては驚きを隠せません。昔から続く流行歌と呼ばれる流れという物もそんなに解りやすいものばかりだったわけではありません、その時代に活躍された特に作曲家が色々なジャンルの音楽を取り入れそれを歌謡曲にアレンジして世の中に発表してきました。フォークソングブーム辺りから自分で曲作りをする人達が増えた頃から傾向としては見受けられるようにはなりましたがアルバムの中での話であったりとチャートに占める割合はそんなに多くはありませんでした、その頃のフォークブームを支えていたのはやはり若者でありいつの世も若者パワーは健在です。このサブカル指数というのはなかなか難しくパッと見は似たように思えてもその2つは大きく違うことがあります、これは1つの同じジャンルの中にも存在するようです。アンダーグラウンド=サブカルというわけでは無いので(よくゴチャ混ぜにされる)その基準はその人達のさじ加減のような気もしなくはないのですがアウトプットをどれだけ複雑に見せるかということにあると推測しています。僕の好きなジャンルであるアイドルも昨今ではサブカル視点で語られることが多くなりました、後数年もすれば元々本流とされた歌謡曲がサブカルと呼ばれる日が来るのかしら?
ロク田中