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2009/4/9(Thu)

前回ご紹介した倖田來未とmisono姉妹の曲がチャート1位を獲得しました、それに関連する話題として今回は藤井フミヤ(郁弥)と尚之兄弟のユニットであるF-BLOODを取り上げます。あらためて説明するまでもありませんが兄がヴォーカル弟がサックスとしてチェッカーズに所属し解散後はソロ活動をしていましたが干支がちょうど一回り戻る97年にタッグを組みシングル「I」をヒットさせました、その後はずっとユニットで活動しているわけではなく不定期に楽曲を発表しています。ソロになってからも「TRUE LOVE」を始めとしてヒット連発の兄郁弥に比べなかなかヒットに恵まれない弟尚之と(スタンスの違いはあるでしょうが)兄弟揃って最前線にいるというのは難しい事のようです。芸能人と呼ばれる人達がみんなガツガツしているわけではなくそれぞれの地位を保っているのは当然のことですが外野はそうは見てくれません、どうしても目に見える身内との比較をしてしまいがちです。もちろんチェッカーズ時代でもメインヴォーカルであった郁弥の人気の方が絶大でユニットとしてのチェッカーズ人気の中にいた尚之とはすでに差は出ていたことは否めません(もちろん彼のファンも多かったのだが)、だからこそ単純な比較というものが出来ないわけです。これは兄弟姉妹に限らずバンドの解散や活動休止後のメンバーそれぞれのソロ活動にも当てはまりますね、しかし確かにその手の企画ユニットや再結成等を見た時には同窓会的要素より救済活動的要素を思い浮かべてしまうのも事実ですが。すっかり兄郁弥の陰に隠れがちに見える弟尚之ですがソロとしてもヒットを飛ばしていないわけではありません、F-BLOODから更に遡ること10年前の87年に出したシングル「NATURALLY」が当時ヒットチャートの2位にランクされたことがありますよ、もっともチェッカーズ在籍中の頃の話ですが…



ロク田中


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