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伝統継承
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2009/1/15(Thu)
僕には5歳になる姪と2歳になる甥がいます、2人とも大変歌が好きで同じく歌好きの叔父としては喜ばしくあります。ご多分にもれず姪は女の子向けのアニメ、甥はヒーロー特撮ものが好きで飽きるくらい主題歌を歌っているのですが最近ちょっとした変化が見られました。2ヶ月ほど前に家に遊びに来た時に姪は「あらいぐまラスカル」を甥は「いっぽんでもニンジン」を歌いながら登場しました、どちらも僕が小学生くらいの時のものなのでなぜそんな古い歌を知っているのか疑問に思っていたところ最新曲も収録されているアニメのオムニバスのCDに一緒に入っていることを知り納得がいきました。僕は両方音源として持っているので遊びに来るとかけるようにせがまれます、特に「いっぽんでもニンジン」はレコード所有なので平成二桁生まれには珍しいようでDJばりにターンテーブルをスクラッチさせています。伝統的な童謡、唱歌の類とは別に確実に子供向けの歌が存在します。アニメソングや子供向けの教育番組が大多数を占めるのですがもちろん世代によって大きな隔たりがあります。ある程度の年齢になり興味を持って過去の番組を見聞きしたりする場合には知識としてその歌を認識するのですがある種の刷り込みのように覚えることというのはやはり環境によるところが大きいようです。僕も子供の頃世代的には知らなくて当然のフォークソングなどを歌っていましたがこれは小学生くらいになり音楽の授業の一環として教えられたため覚えたものであり姪や甥の場合とは事情が異なります。もちろんまだ物心がつくかつかないかの2人ですからずっと覚えているかは分かりません、おそらくそのCDを聴かなくなったら忘れてしまうことでしょう。しかし後々何かの折に「昔聴いたことあるなぁ」くらいに思ってもらえるとこれらの歌も活きてくるように思えますね。先日NHKで過去放送された幼児向け番組の特集がありました、童謡や唱歌に混じりオリジナルの子供向けの歌が何曲か流れたのですがクレジットを見て驚愕!最近は中西圭三とかが作ってるものがあるのね、こちらの伝統も継承してもらいますか。
ロク田中