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2008年回顧
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2008/12/18(Thu)
今年も残りわずかとなりました、僕なりに2008年のヒットチャートを振り返ってみたいと思います。相変わらずのCDセールス不況でしたが(モバイルダウンロードは別)色々新顔が話題となった年でありました。大きく考えた時にかなり一発屋と後々呼ばれるであろう人が多くチャートを賑わしたように思います、この一発屋も数パターンに分かれます。その曲をリリースする為だけに結成されたもの(ex ポニョ)、数曲のヒットは出すも流行した期間があまりにも短いもの(ex 羞恥心)、単純に1曲しか流行らなかったもの(敢えて名は秘す)とあります。羞恥心の場合は活動休止という事情もありますが(実際最新曲は1位獲得)何年も続けてコンスタントに支持されるかどうかははなはだ疑問です、さすがに島田紳助いい読みだと思います。毎年入れ替わり立ち替わり若者向けのアーティストがチャートを賑わしますがそれまで比較的一部熱狂的なファンに支えられていたと思われるグループが突如チャート1位を獲得してビックリさせられた年でもありました、もちろんタイアップ効果だったりする場合が多いのですが全体的なセールス不況のため初動でそこそこ売れれば可能になったと言えますね。ここ10年来完全に若者向けとも思えるヒットチャートですが年に数曲は年輩者向けの楽曲が大ヒットを飛ばします、「千の風になって」や「吾亦紅」は記憶に新しいところですが今年もそんな曲が登場しました、現在もヒット中の秋元順子の「愛のままで…」がそれです(ジェロじゃないよ)。2ヶ月くらい前までは多くの演歌、歌謡曲と同じくチャートの20〜30位近辺にランクインしていただけでしたがジワジワ順位を上げ紅白出場が発表された辺りからはベスト10内に突入しました(最新ランクは4位)。テレビのチャート紹介番組でサビのワンフレーズ(しかもいつも同じところ)しか聴いたことは無いのですが熟年層の抵抗にも思われますね、案外年明け最初のチャートでは1位になっているかも。
ロク田中