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懐メロ予備軍(95-1)
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2007/10/11(Thu)
ちょうど干支が一回り前の95年、現在も活躍中の人達が多いのですがそんな中から今回は岡本真夜です。同年「TOMORROW」を大ヒットさせ人気アーティストの地位を確立させました、同曲は翌年の春の甲子園の入場行進曲にもなりましたね。この人はガールズポップに属する人ですがその中である傾向が見えてきていました。おそらく渡辺美里あたりが始祖となった女性への応援ソングというジャンルが1つのピークを迎えていた頃でしたね。この応援ソングというジャンルのスペシャリスト(?)はいうまでもなく大黒摩季でしたが多くの曲が支持されていました。それまでの女性に支持されていた同性のアーティストというばダントツで松任谷由実でした、ユーミンの曲は根本的に失恋した女性の背中を撫でてくれているような感じで支持されていました。しかし80年代の終わりから90年代初頭にかけて登場したこの応援ソングは女性の背中を後押しするような感じの曲が多かったですね、先に上げた大黒摩季や広瀬香美と女性に支持されたアーティストはなかでもその代表格でしょう。楽曲はとかく聴き手の環境や心理状態によって受け取り方が大きく変わってきます、広く万人にウケる曲というのは裏を返せば世の中の最大公約数のメッセージ性を持っていると言えますね。この岡本真夜もそんな1人で同性の目線で多くの女性の背中を後押ししていましたね。彼女は中山美穂に「未来へのプレゼント」という楽曲を提供していますがこれもこの系統に属する曲でなかなかの佳曲でした。この2年後彼女は一般公募の女性とLove Cupidsというユニットを組みます、これが毛色の違う曲でOLの給湯室での掛け合い漫才みたいな明るい曲でした。たた2曲目以降噂を全く聞かなかったのですがその後はどうなったのかしら?
ロク田中