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<< 上半期回顧 >>


2007/6/22(Fri)

 有名チャート紙の上半期チャートが発表されました。シングル部門のトップは秋川雅史の「千の風になって」で90万枚強で今年の売上だけでもミリオンに手が届く数字となりました。昨年の紅白出場で年輩層を中心にその人気が加速し長くチャート上位にランクしています。超大物お笑いタレントがしばしばネタで使っていることでもその浸透度が解りますね。今回の問題はその後のランキングについでです。2位は以前このコラムでも取り上げた宇多田ヒカルの「Flavor Of Life」で60万枚強、3位は嵐でさらに下がって40万枚強となっています。うーん、やはり売上は断然落ち込んでますねぇ、100万枚いけば御の字と思っていた宇多田も60万枚強とCDの売上は伸び悩みましたね。僕のようにお気に入りのCDを手元に保存しておきたいと考えるタイプは段々少なくなってきているということでしょう。しかし確かにいわゆる着うたのたぐいというものは様々な利点が存在します。かさばらなくてすむ、わざわざ買いに行かなくてすむ、CDシングル1枚買うより安くすむということです。再来月あたりに企画で触れる予定ですがシングル売上年間ベスト10がオールミリオンセラーなんてことはこれからは皆無に等しくなると思われますね。今年の上半期を振り返ってみるとワイドショー的ネタは多かったですが音楽シーンとして「これはっ!」と思えるものは少なかったですね。突発的にブームになったような人も見かけなかったし(あぁ、それが秋川雅史か)。そんな中で来月は毎年恒例の紅白穴予想月間、年々世情に疎くなるなかでの予想ですが(絞って3組ずつを予定)せめて男女の懐メロ枠(勝手に命名)だけはズバッと当てたいもんですなぁ(今年はあるのか?)。


ロク田中


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