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懐メロ予備軍(91-1)
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2007/6/14(Thu)
この年からはまずKATSUMIを取り上げます。前年の90年にデビューしコンスタントにヒット曲も出していましたがこの年に航空会社のCM曲「It's my JAL」(なんてストレートなタイトル)が大ヒットいたしました、突き抜けるようなハイトーンボイスが魅力のアーティストですね。何でもそうですが物事には流行というものがありますね、ジャンルとしての流行(フォークとかアイドルとか)だけでなく傾向としての流行というのも存在します。それまでも男性のハイトーンヴォーカルという人もいましたがこの頃から大変数が多くなってきました。最近のアーティストは特に増え気に入った曲をカラオケで歌おうなんて思ってもほとんどついていけません(僕は音域が1オクターブくらいしかない)。別に物真似をするわけではないのですから自分のキーに合わせれば良いのでしょうがそうすると音が取れなくなってしまいます(ようするに下手なんですよ歌が)。今でも不思議でならないのがこのKATSUMIはほぼ91年だけのブレイクであっという間に普通のアーティストになってしまったことです。2枚目のシングルとなる「危険な女神」がヒットしたのは前年の8月くらいでしたからそれを入れても旬の期間が1年ほどでした。タイアップの効果と言ってしまえばそれまでなのですがつくづく芸能界で継続して売れていくことの難しさを思い知らされます。最近は全然名前を聞かなくなってしまいどうしているのやらと今回調べてビックリしたことがあります。もちろん現在も現役歌手として活躍しているようですが驚いたのはその方向性、なんとユニットでウルトラマン関係の歌を歌っているそうです。そういえばやはりハイトーンボイスのクリスタルキングの田中昌之氏もウルトラマン関係の歌を歌っていたなぁ、このタイプは子供受けするのかしら?
ロク田中