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2007/4/12(Thu)

 この年から元号が平成になりいよいよ今に続くJ-POP文化が花開きます。そんな平成元年からはまず爆風スランプを取り上げます。爆風銃(バップガン)とスーパースランプという2つのバンドが母体となり結成され(シャ乱Qみたいだな)このころすでに人気バンドとしての地位は確立していましたが同年今でもよく耳にする「Runner」をヒットさせました(最近もCMの変なカヴァーで聞く)。この爆風スランプの世間のイメージする代表曲というのはやはり同曲か「大きな玉ねぎの下で」になるのではないかと容易に推測されます。しかし僕の思う彼等の本質は別のところにあります。この「Runner」の後にヒットする「リゾ・ラバ」や12インチシングル(死語)の方が有名な「無理だ」のようなコミカルな曲に持ち味が生きていたのではないかと思っています(決してマジメ路線が悪いという意味ではない)。彼等が広く世に知られたのはCM曲でもあった「うわさに、なりたい」でした(マジメ路線)。御多分に漏れず僕もその頃知りアルバムも聴くようになったのですがその内容のユニークさにハマってしまったことが懐かしく思い出されます。本人達は意図してコミックバンドの線を狙っていたわけではないのでしょうがそんなコミカルなアルバムの中に収録されていたからこそ「大きな〜」が今でも珠玉の青春バラードとして評価されている気がしますね(その遊び心がパッパラー河合氏の女王様につながる)。さて、この爆風スランプも途中でメンバー交代がありました。別が江川ほーじん氏からバーベキュー和佐田氏(多少の誤字はお許し下さい)になったのですがバーベキュー氏の元いたバンドのTOPS、正式名称が「東京大阪パーデンネンスペシャル」というのですが覚えてる方いらっしゃいますか?

ロク田中


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