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懐メロ予備軍(88-2)
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2007/3/29(Thu)
88年からのもう一組はCHA-CHAです。萩本欽一氏の番組内ユニットとして「Beginning」でデビュー、異色のアイドルとして人気者になっていきます。現在もタレントとして活躍中の勝俣邦和が在籍したグループとして知られていますが異色と僕が思っているのは別のところにあります。この欽ちゃんは自分の番組でいろいろな才能を発掘してきました。素人はもちろんのこと俳優や女優、歌手とすでにそのジャンルである程度成功していた人の違う可能性をバラエティーで引き出してきました。その欽ちゃんがついにジャニーズと手を組み輩出した成功例がこのCHA-CHAでした。それまでのジャニーズの先人達もコントなどを披露する機会はありましたが本人達の番組内や隠し芸大会などでの余興的要素が強いものでした。しかし総帥のジャニー氏の意向もあってかこの頃から本格的にバラエティーへの進出を開始いたします。真のブレイクの始まりは数年後のSMAPの登場まで待たないといけませがその先駆けとなったことには間違いありません。またここでの欽ちゃんとの関わりが後々の香取慎吾の抜擢へとつながっていきます。このCHA-CHAはジャニーズ2人を含む5人組でしたがそのジャニーズの1人のダンス留学というジャニーズ的理由によって解散をすることになっていきます。さて、このCHA-CHAにはプロトタイプと言える存在があったことはあまり知られていません。やはり欽ちゃん番組での企画ユニットで「悲しきエクササイズ」でレコードデビューした「おめで隊」がその原型です。ジャニーズ2人(1人はCHA-CHAに残った中村、もう1人は忍者の正木)と当時パフォーマンス集団のメンバーで後に欽ちゃん劇団に入った奈津あつしの3人でした(勝俣の原型か?)。ただしこちらは急遽デビューの感は否めませんでしたが(曲があまりにもヤッツケ)。
ロク田中