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懐メロ予備軍(87-1)
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2007/2/8(Thu)
まずは前回の訂正から、茉奈佳奈の曲はタイアップでした。さて、今回は1986オメガトライブ(というよりカルロス・トシキ)です。まずは略歴から、杉山清貴&オメガトライブとしてデビュー、立て続けにヒットを飛ばしますがヴォーカルの杉山清貴のソロ活動専念により解散、2代目ヴォーカルとして今回の主役を入れリニューアルしました。売り上げ的なピークは前年の86年でしたがこの年もヒットを連発させます。言うまでもありませんがヴォーカルはそのグループの顔です、そのグループのイメージが大きく左右されると言っても過言ではないでしょう。過去を思い出してもヴォーカルを変更してその後もヒット曲を出したグループはそう多くはありません、このカルロス・トシキがアイドル的な人気を得たのが引き続き売れた理由でしょう(おそらくオメガトライブの力を借りてデビューさせたのでは)。バンドのヴォーカル以外のメンバーというのは思ったより低い認知度である場合が往々にしてあります。どのバンドもそうだとは一概に言えませんがファン以外はヴォーカル以外のメンバーの名前を知らないなんてこともあったりします。もちろんそのヴォーカルを生かしていくのは後ろのメンバー達なのですから少し不公平な気がしてしまいますねぇ。確かに1つのユニットとして把握しているケースが多いため聞き手側にはそんなに必要ない情報なのかもしれませんがヴォーカルが代わると大変なニュースになるのに後ろのメンバー交替はニュースにこそなれ次第に忘れられてしまいます。演奏者によって微妙に音も変わったりすることもあるのでもう少しスポットを浴びてもいいように思うのですが(と言っても僕のような楽器素人には解りませんが)。ではなぜ今回はカルロス・トシキ単独でOKなのか?名前こそオメガトライブと付いてますが杉山清貴時代とは完全に方向性が変わり完璧にバックバンド的な感じに当時から見えていたためです。オメガトライブはできれば杉山清貴のほうで見たいですしね(数年前にちょっと再結成したな)。
ロク田中